被爆80年へ 核兵器禁止・廃絶の世論を草の根から飛躍させよう
9月6・9行動のご案内
8月3日から9日まで、広島と長崎で原水爆禁止2024年世界大会が開催され、国際連合と5か国の政府代表、アメリカ、イギリス、フランスなどの核保有国に加えて、ドイツ、スペインといった核兵器依存国の反核平和運動の代表、そして全国47都道府県の代表を合わせてのべ1万人以上が参加し、大きく成功しました。
ウクライナでも、ガザでも、核兵器の使用をほのめかした威嚇、国連憲章違反の事態が続き、これまで世界が築き上げてきた平和と進歩への逆流が起きています。
世界大会の参加者は、共通して、核兵器が使われるかもしれないという現実の危険、「瀬戸際」ともいうべき状況に強い 危機感を表明しました。
中満泉国連事務次長は「世界情勢は危機的状況にあり、いまこそ世界を正しい方向へと押し戻すときだ。核保有国に核軍縮に向けた営みの遂行を求めつづけることは、皆さんの責務だ」とよびかけました。世界大会は、2021年に発効した核兵器禁止条約(93か国が署名)と世界の人びとの声が、核兵器の使用をゆるさない「壁」となっていること、禁止条約を力に核兵器廃絶を実現しようと力強くよびかけました。
唯一の戦争被爆国である日本政府は、核兵器禁止条約に直ちに参加し、核兵器禁止・廃絶の先頭に立つべきです。
来年、被爆80年にむけ、国内外で被爆者・核実験被害者の証言・実相を広げ、「核抑止」政策からの脱却、核兵器使用がもたらす非人道性を明らかにしましょう。
核兵器禁止条約への日本の参加を実現するための署名行動に、積極的なご参加をよろしくお願いします。
【日時・場所】
9月6日(金)12:00-13:00
@JR有楽町駅イトシア前
《お問合せ》 電話 03-5842-6031(日本原水協事務局)
E-mail : antiatom55@hotmail.com