「核兵器は悪魔の道具」今すぐなくせ

非核三原則見直し反対!被爆者とともに撤回させよう!

 高市早苗首相は日本の国是である「非核三原則」(核兵器を持たず、つくらず、持ち込ませず)を敵視し、「安保3文書」(国家安全保障戦略、国家防衛戦略、防衛力整備計画)の改定に関連して、「国家安全保障戦略」に明記されている文言「非核三原則を堅持する」の削除、見直しをすすめようとしています。

被爆者は身を持って体験した“地獄”の苦しみを二度とだれにも味わわせたくないと、長年にわたり核兵器は人間と共存できないと訴えてきました。

非核三原則は1971年以来、6回にわたり「国是として堅持する」との国会決議がされ、日本の国際公約であり、唯一の戦争被爆国であることの証です。一内閣の判断で変更できるようなものではありません。高市首相は、来年4月までに「安保3文書」の改定案を出すと言っています。

日本政府に求められているのは、憲法9条にもとづく平和外交です。

「日本は核兵器禁止条約に署名・批准を」と求める署名にご協力ください。

全国の被爆者を支え励ます募金にご協力をお願いします

日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)のノーベル平和賞受賞から1年。厚生労働省によると、全国の被爆者健康手帳所持者数は99,130人、平均年齢は86.13歳(2025年3月末在)です。被爆者の皆さんは、原爆被害から80年たったいまも、こころとからだ、くらしに困難を抱えながら、核兵器廃絶へ命がけの訴えを続けています。

私たち日本原水協は被爆者援護・連帯を基本目標として掲げ、募金に毎年とりくんでいます。皆さんから寄せられた募金は、全国の被爆者の皆さんに年末お見舞金として届けています。被爆者を励まし、支える大きな力となる被爆者援護・連帯募金にぜひご協力をお願いします。

募金の送り先
郵便振替 00110-9-1780 原水爆禁止日本協議会
 「被爆者募金」と明記してください