日本原水爆被害者団体協議会の、ノーベル平和賞受賞に際し、日本原水協は10月12日付けで声明を発表し、心より祝意を表明しました。そして、改めて日本が唯一の戦争被爆国として核兵器禁止条約に参加し、核兵器のない世界のためにイニシアチブを発揮するよう、2025年の被爆80年に向け、被爆者の体験とメッセージを継承する国民的な決意と運動をよびかけました。

ノーベル平和賞の授賞式は12月10日、ノルウェーのオスロでおこなわれます。この式典には、受賞団体である日本被団協の代表団が参加します。日本原水協の高草木博代表理事、IPB(国際平和ビューロー)からはアメリカのジョゼフ・ガーソンさんも代表団に参加することが決定しました。

日本原水協は日本被団協の要請を受け、授賞式に出席する代表団以外の被爆者・被爆2世、その家族の皆さんと現地で行動し、その支援をするツアーをピースボートと共同でとりくみます。