21世紀最多の政府代表が世界大会に参加
アメリカが広島、長崎に原爆を投下してからまもなく79年、原水爆禁止2024年世界大会が
8月3日から9日まで、両被爆地で開催されます。大会テーマは、「被爆者とともに、核兵器の
ない平和で公正な世界を ― 人類と地球の未来のために」です。
今年の世界大会には、国連を代表して中満泉軍縮担当上級代表が参加します。核兵器禁止条約
推進国で「核抑止力」論批判の責任者のオーストリア、東南アジア諸国連合の中心国のインドネシア、来年3月に開催される禁止条約第3回締約国会議の議長国カザフスタン、同条約第2回締約国会議の議長国メキシコ、そしてキューバの政府代表が参加、発言します。21世紀最多となる
政府代表の参加からは、現在の核兵器をめぐる危機を市民社会とともに打開しようとの期待が感じられます。世界大会でなければ実現できない重要な機会です。みなさんの参加をよびかけます。
草の根行動の「平和の波」へご参加ください
大会期間中、8月3日から9日まで、核兵器の廃絶」を共通の目標とし、自国政府への核兵器
禁止条約参加を求める署名の行動を共通の行動形態として、それぞれの草の根で行動する国際共同行動「平和の波」がよびかけられています。
国内外で多くの人びとがよびかけに応え、核兵器廃絶や自国の政府に核兵器禁止条約の参加を
求める署名行動、原爆被害を伝える写真パネルや広島の高校生の描いた原爆の絵の展示、お寺や
教会の鐘つき、平和集会など多彩な行動が計画されています。あなたもぜひご参加ください。
「日本は核兵器禁止条約に署名・批准を」の思いを署名に託してください。(2024・8・6)