今月の6・9チラシ
現在、9つの核保有国(右地図参照)は、総計1万2,121発の核兵器を配備・貯蔵しています。米露中の約2100発の弾頭は、数分以内に発射可能な状態に置かれているといいます。
「核」対「核」、「軍事」対「軍事」の対応では、事態をエスカレートさせるだけです。
これに対して、国連憲章に基づく紛争解決や人道的停戦、
核兵器禁止・廃絶を求める世論も大きく広がり、核兵器禁止条約への支持・参加、核兵器国によるNPT(核不拡散条約)第6条の履行や「自国の核軍備の完全廃絶」の約束実行を求める動きが前進しています。一方、日本は、核兵器禁止条約に参加も
せず、オブザーバーとして会議へ参加することもボイコットしています。国連でも核兵器禁止条約への支持を拒否しています。
7月11日、日本政府に核兵器禁止条約参加を求める署名を提出します。
私たちは日本政府に、累計141万人を超える核兵器禁止条約参加を政府に求める署名を届けてきました。署名を通じて、一人でも多くの方に核兵器禁止条約参加を求める声を広げましょう。
来年は被爆80年。核兵器禁止・廃絶、平和外交の先頭に立つ政府の実現をごいっしょに目指しましょう。(2027・7・6)