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反核平和運動・原水爆禁止世界大会

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長崎決議ニュース

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核兵器のない平和で公正な世界のために

原水爆禁止2006年世界大会の成功に全力をあげましょう

 原水爆禁止2006年世界大会が2ヵ月後に迫りました。

すでに、非核国・非同盟諸国の政府代表をふくめて世界の反核平和団体や核被害者団体が代表派遣を計画し、全国の草の根で大会成功のために行動と参加の準備が強められています。

 被爆60年の昨年、内外14000名の代表を集めた2005年世界大会の成功は、その後の1年、核兵器廃絶と平和の声を全国、全世界に広げるうえで大きな力となりました。国連総会では、核兵器廃絶の「明確な約束」を確認する決議が圧倒的多数で採択され、新しい署名「すみやかな核兵器の廃絶のために」が世界中の人びとに歓迎され、ひろがっています。

 若い世代をはじめ、大会の成功を担った人びとが、核兵器廃絶の運動や被爆者への支援でも、憲法9条を守る運動や米軍基地の再編強化にたいする抗議の行動でも先頭に立って奮闘しています。

 この核兵器廃絶と平和の世論を内外でさらに高め、国際政治を核兵器廃絶の「実行」へと動かしていく上で、2006年世界大会を成功させることはこれまでにもまして重要です。

 また、大会の成功は、非核平和の日本をまもり、つくる国民世論を前進させるうえでも重要な役割を果たすでしょう。

 この重要な大会が画期的な成功をおさめるよう、以下の行動に全力をあげましょう。

1、全国すべての市区町村、職場地域、学園から代表を派遣しましょう。とりわけ若い世代の人々を励まし、大会と、「第二回世界青年のつどい」への参加を援助しましょう。大会パンフでの学習や記念バッジの普及などに旺盛に取り組みましょう。すべての都道府県で、昨年の大会を上まわる代表派遣を実現しましょう。

2、世界大会にむけて、「すみやかな核兵器の廃絶のために」署名の飛躍をつくりましょう。世界大会代表を先頭に、全国すべての市区町村で地域署名・国民募金に取り組み、今秋10月の500万筆国連提出行動を成功させましょう。

3、核兵器廃絶を願う国民にひろくよびかけ、国民平和大行進を成功させましょう。行進が通過するすべての地域で沿道署名や沿道募金に取り組みましょう。自治体首長、議会議長に「すみやか」署名への賛同を要請し、行進ペナントを普及しましょう。

4、非核三原則を守り、核持ち込みを許さず、「核の傘」からの離脱をもとめる世論を高めましょう。先制攻撃戦争のための米軍基地再編強化・自衛隊の一体化、横須賀の原子力空母母港化などに反対する運動、憲法9条と日本の平和をまもる行動を強めましょう。

5、原爆症認定集団訴訟の原告被爆者の声を全国の草の根にひろげ、被爆者支援の署名や募金を強めましょう。

 

2006年5月31日
原水爆禁止世界大会
第58回実行委員会総会

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