【 スクロールしてご覧ください 】




【動画あり】核兵器禁止条約第2回締約国会議 日本原水協代表団の活動

1)核兵器全面禁止・廃絶、韓国・朝鮮半島を含め被爆者の援護・連帯、アジアの平和と非核化の推進などを共通の課題として、日本と韓国の反核平和運動の相互理解、連帯、協力を促進する。
「すみやか」署名、広島・長崎の実相普及などに積極的に取り組む。

(さらに…)

日本原水協のよびかけ





核兵器禁止条約第2 回締約国会議


原水爆禁止日本協議会の声明


日本の原水爆禁止運動を代表して、核兵器の禁止、廃絶のために献身するみなさまのご努力に心からの敬意と連帯を表明する。

私たちの運動は、1954 年3 月、太平洋ビキニ環礁でのアメリカの水爆実験でマーシャル諸島島民とともに日本の多数の漁船が被害を受けたとき、これに抗議して行動した日本国民により1955 年に結成された。その目標は、最初の瞬間から原水爆の禁止であった。

日本の有権者の半数を超える3 千2 百万の署名の上に、1955 年第一回世界大会を開催したとき私たちが決意したことは、「被爆者の真の救済は原水爆を禁止してこそ実現できる」のであり、「被爆の実相を伝えることにより核兵器の廃絶を達成する」ことであった。それは核兵器の非人道性の共通の理解の上に核兵器の廃絶をすすめる現在の努力と共通のものであり、私たちは核兵器禁止条約の発効と前進を心からの喜びとし、支持している。

核兵器禁止条約(TPNW)の発効から間もなく3 年、この間の国際情勢の展開は、核兵器が戦争を防止し、侵略を抑止するどころか、逆に戦争や侵略を助長し、一般市民をも標的にした殺りくや破壊を長引かせ、武力の行使と威嚇を排し紛争の平和的手段による解決を義務付けた国連憲章の平和のルールに逆行するする手段であることを証明している。同時に、TPNW の発効は、この情勢の中でも世界の大勢が、国連憲章と原子兵器・大量破壊兵器の廃絶を方向付けた国連第一号決議、「核兵器のない世界の平和と安全」の達成を誓ったNPT 再検討会議の合意の履行へと進んでいることを示し、人類に希望を与え続けている。

私たちは、第二回締約国会議がすべての条項の履行、運用と条約普遍化をすべて面で前進させる会議として成功することを願っている。

同時に、私たちは締約国を増やし、条約を普遍的ルールとする上で市民社会、とりわけ核保有国や「核の傘」の幻想に依存する国での禁止条約を支持する運動と世論の役割の重要性を特別に強調したい。広島、長崎の被爆以後の核軍備競争の現実は、核対核、力対力の政策が決して平和や安全をもたらさないこと、真の安全はその悪循環から離脱することにあることを証明しているからだ。私たちは、その道を国民が選択するようこの会議に向けて、全国の草の根で市民とそれぞれの自治体に日本の核兵器禁止条約参加を求める署名や決議をよびかけた。署名数はこれまで141 万筆余りにとどまったが、その主旨を決議した自治体は、自治体総数のほぼ40%、(671)に達した。

私たちは、この運動を継続し、強化するとともに、この機会を借りて、ほかの核保有国、核依存国で活動する市民社会の運動に、自国の政府に条約参加を求める運動を連帯して強めることをよびかけたい。

核兵器の非人道性を証言する被爆者や核実験被害者の声が、人々の心をとらえ、その運動の力となることはすでに実証されている。世界の市民社会と政府のみなさんがこの機会に、核兵器の廃絶を願うヒバクシャたちを招き、証言を伝える機会を作られるよう合わせてよびかけたい。




日本原水協は11月2日、イスラエルに対して安井正和事務局長名の抗議談話「全当事者の即時停戦、イスラエルはガザ住民への無法・無差別攻撃を即時中止し、撤退を!」を発表し、駐日イスラエル大使館にFAXを送りました。


【談話】
全当事者の即時停戦、
イスラエルはガザ住民への
無法・無差別攻撃を即時中止し、撤退を!


イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの大規模な空爆と地上侵攻が開始され、ガザ市民の犠牲が拡大しつづけている。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のラザリニ事務局長は10月30日、安全保障理事会の会合で「3週間で約3200人の子どもが殺された」と指摘している。

 イスラエルはイスラム組織ハマスによる攻撃への「自衛」と言っている。一般市民を対象としたハマスの攻撃や人質が許されるべきでないことは当然であるが、イスラエル軍がいま、ガザ地区に対しておこなっていることは、220万のすべての住民を対象に水、電気、食料、燃料など生活に必要な資源を遮断し、攻撃対象とする無差別攻撃にほかならない。それは、国際人道法をあらゆる面で踏みにじる断じて許されない行為である。

 アメリカの拒否権で安保理事会がマヒするなかで、10月28日、国連総会は交戦当事者に対しただちに、永続的な人道停戦に入るよう求める決議を圧倒的多数の賛成で採択した。決議は、ハマスの人質釈放ももとめている。我々は、全当事者がこの停戦案を受け入れ、イスラエルに対してただちに空爆停止、撤退と封鎖の解除をおこなうよう求める。

 また、問題の根底にあるヨルダン川西岸、ガザ、エルサレムの不当な軍事占領をやめ、イスラエル、パレスチナの2つの国家が共存するパレスチナ問題の平和的解決のために行動するよう求めるものである。


2023年11月2日 原水爆禁止日本協議会

事務局長 安井正和















2023年10月18日、日本原水協安井正和事務局長は、日本被団協の全国都道府県代表者会議に参加し、田中煕巳日本被団協代表委員に、全国からすでに寄せられていた被爆者援護・連帯募金100万円を贈呈しました。

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安井事務局長のあいさつ(5分57秒)







核保有五か国政府への申し入れ


2023-10-05英国大使館へ申し入れに向かう

2023年10月5 日

                              原水爆禁止日本協議会


第78回国連総会が開幕し、9月26日の「核兵器廃絶デー」、10月第一週からの国連総会第1委員会の審議をはじめ、軍縮と安全保障にかかわる審議が開始されようとしています。


世界はいま、ウクライナでの戦争にもみられるように戦争、殺りくと破壊が続き、核兵器による威嚇と使用の危険、核大国間の対立と緊張、軍事同盟や軍事ブロックの拡大、「近代化」の名による核軍備の増強、総額2兆2400億ドルにも達する膨大な軍事費と大軍拡など、国連憲章の理念と諸国民の平和の願いに逆行する重大な危機に直面しています。


同時に、世界には歴史の逆流に抗し、国際紛争の平和的解決、武力行使や武力による威嚇の禁止、核兵器の全面禁止・廃絶を求める圧倒的な世論と、その世論を背景に、国連総会や核不拡散条約(NPT)の会議などで合意された「核兵器のない世界」を現実へと推し進める圧倒的多数の国々による努力が続けられています。


世界の五大陸に広がった非核兵器地帯や、中東など紛争が続く地域で非核化を実現する粘り強い努力、そして2021年1月には国連を母体に成立した核兵器禁止条約が発効し、署名国は92、批准国は68に達し、すでに実体を持つ国際法として機能を開始しており、11月27日からはニューヨークの国連本部で第2回締約国会議が開かれようとしています。


第78回国連総会の審議は、人類が直面する危機を克服し、平和と安全の回復、核兵器の全面禁止と廃絶、抜本的な軍縮を達成し、その資源を人類の福利と環境、食料、格差、エネルギー問題など直面するグローバルな諸問題の解決への契機としなければなりません。そのために、国連安全保障理事会で常任理事の席を占め、核不拡散条約でも「核兵器国」として、核軍備競争の停止と核軍備撤廃の交渉完結を義務付けられた五つの「核兵器国」の責任は特別に重大です。


核保有国は、他国の核兵器の開発・取得・保有に反対する一方で、自国の核は「安全の保証」であり、「侵略を抑止」し、戦争を「防止」すると強弁しています。しかし核兵器は、侵略や戦争を「抑止」しないばかりか逆に危険をエスカレートさせ、ひとたび使われれば、人類の滅亡にさえ通じるものです。現在の情勢そのものが、その危険をはっきりと示しています。


1945年、広島・長崎の悲劇に至った戦争は日本の侵略によって引き起こされた戦争でしたが、二発の原爆の犠牲となった21万人の死者とそれを大きく超える被爆者となった人々のほとんどは一般市民でした。そのような犠牲をどの国であれ、絶対に繰り返してはなりません。そのためにわたしたちは、貴国政府に以下のことを申し入れます。


1、国際紛争の平和的手段による解決を定めた国連憲章を守り、戦争を直ちにやめ、武力による威嚇と行使、とりわけ核兵器による威嚇や使用を絶対に行わないこと、


2、各国の軍備からの原子兵器の一掃を誓った国連総会第一号決議、2000年5月にNPT再検討会議で合意された「自国の核軍備の完全廃絶を達成」する明確な約束、2010年に合意された「核兵器のない世界の平和と安全」を達成し、そのための「枠組」を作る特別の努力をおこなうとの合意を再確認し、実行に着手すること、NPT第6条、「核軍備撤廃の効果的措置」の交渉について即時協議を開始し、国際司法裁判所の勧告に従って「完結させる」こと、


3、2021年1月に発効した核兵器禁止条約を、核兵器のない世界を実現する「枠組」として認め、条約を支持、署名、批准する手続きを開始すること、核兵器の使用・威嚇を実体とする「核抑止力」政策、「拡大核抑止」政策への依存をやめること、


4、当面、核兵器禁止条約第2回締約国会議にオブザーバーとして参加し、その成功に協力すること。


以上

 

 


世界大会イメージ集まれ!

テーマ

被爆者とともに、
核兵器のない平和で公正な世界を

— 人類と地球の未来のために

核兵器では世界の平和と安全は守れません
被爆者の声を世界に伝え
核兵器国と「核の傘」の国の政治を変え
核兵器のない平和で公正な世界実現を

だから いま被爆地へ

2023ポスター
今年のポスター

広島と長崎に人類史上はじめて原子爆弾が投下され、一瞬のうちに二つの都市が壊滅し、21万人もの命(ほとんどが一般市民)が奪われてから78年になります。生き残った被爆者も原爆症によって命を奪われ、あるいは健康を脅かされています。核兵器は、人間らしく生きることも、死ぬことも許さない悪魔の兵器です。

ロシアによるウクライナ侵略から1年余。プーチン大統領は核使用の威嚇が繰り返し、3月25日には、ロシアの隣国ベラルーシへの戦術核配備を決定しました。北東アジアでも北朝鮮の核・ミサイル開発、弾道ミサイル発射が繰り返され、それに対応して、米国を中心に日本と韓国なども、危険な軍事演習を繰り返し、軍拡と「核抑止」の政策が緊張と危険を高めています。「核」対「核」、「軍事」対「軍事」の対応が危機を悪化させ続けています。

打開するカギは国連憲章にもとづく紛争の平和解決と核兵器の全面禁止にあります。外交的解決のための努力が、決定的に重要です。

核兵器禁止・廃絶の世界大会に8月の世界大会は、国連や核兵器廃絶のために行動する諸国政府と連帯・共同し、世界の市民社会の運動を総結集します。また、唯一の被爆国であるこの日本を、核兵器禁止条約に参加し、核兵器廃絶をリードする国に変える共同の大会にしなければなりません。

世界大会の成功は、一人ひとりの行動にかかっています。このパンフレットを使って一緒に学び行動しましょう。その成果を大会に持ち寄りましょう。


コロナ感染急拡大への対応について

2023年8月1日  原水爆禁止世界大会実行委員会


コロナ感染防止対策にご協力を

 大会参加者の方へ

  1. ① 感染しない、させない、持ち込ませないため、発熱、咳、鼻水の症状がある場合は参加をご遠慮ください。
  2. ② マスクの着用については個人の判断に委ねられますが、世界大会の各会場においてできる限りマスクの着用をお願いします。
  3. ③ 食事中は会話を控えましょう

世界大会実行委員会として以下の対策をとります。

  1. ① 会場は密をさけるため十分な間隔がとれるよう人数設定し、換気します。
  2. ② 各会場での体温チェック、アルコール消毒の準備をします。
  3. ③ 8月6日、7日、9日の全体集会の会場内に医療本部を置きます。
    発熱など外来診療について、民医連にご協力をいただいております。

熱中症対策について

こまめな水分補給をお願いします。室内でも、屋外でも、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分・塩分、スポーツドリンクなどで補給しましょう。

熱中症 予防のための情報・資料サイト


医療本部

広島(8月6日)、長崎(8月7日・9日)の全体集会の会場内に医療本部を設けています。発熱など外来診療について、全日本民医連にご協力いただいています。医療本部以外に次の病院・診療所のご協力があります。

 

広島=福島生協病院

    

広島市西区福島町1-24-7 電話082-292-3171

 

長崎=上戸町(かみとまち)病院

    

長崎市上戸町4-2-20 電話095-879-0705

 

お問い合わせは
「あなたの街の原水協」または日本原水協お問い合わせフォーム から

国際会議チラシ

国際会議宣言

ダウンロードはこちらから

お問い合わせは
「あなたの街の原水協」
または
日本原水協お問い合わせフォーム から

日時:
 8月4日(金)
14:00〜17:00

 8月5日(土)
9:30〜13:30

会場:広島JAビル10階講堂

8月4日(金) 開会総会(14:00〜14:40)

開会宣言、海外代表の紹介、議長団任命

主催者あいさつ・「平和の波」開始宣言 野口邦和(運営委員会共同代表)

被爆者あいさつ  濱住治郎(日本被団協事務局次長)

セッションⅠ:被爆者の声を世界に

8月4日(金)

14:40~17:00

導入発言

 被爆者 児玉 三智子さん

(広島被爆者)

 被爆者 横山 照子さん

(長崎被爆者)

 特別発言 田村 和之さん

(広島大学名誉教授)

 韓国被爆者 イ・ギュヨルさん(韓国原爆被害者協会会長)

 核被害者 アバッカ・アンジャイン・マディソン

(ロンゲラップ島民代表)

 質疑 & 討論



児玉 三智子

児玉 三智子


広島被爆者

横山 照子


長崎被爆者

田村 和之


広島大学名誉教授

イ・ギュヨル

イ・ギュヨル


韓国原爆被害者
協会会長

アバッカ
・アンジャイン
・マディソン


ロンゲラップ島民

セッションⅡ:核兵器の禁止、核兵器のない世界の実現

8月5日(土)

9:30 ~ 12:00

 

導入発言

 アメリカ ジョゼフ・ガーソンさん
(平和・軍縮・共通安全保障キャンペーン議長)

 フランス ロラン・ニベさん(フランス平和運動全国書記)

 ロシア オレグ・ボドロフさん
(フィンランド湾南岸平和評議会/映画監督)

 韓国 イ・ジュンキュさん(韓神大学統一平和政策研究院上級研究員)

 日  本 安井 正和さん(原水爆禁止日本協議会事務局長)

 質疑 & 討論



ジョゼフ・ガーソン

ジョゼフ
  ・ガーソン


平和・軍縮・共通安全保障
キャンペーン
議長

ロラン
・ニベ


フランス
平和運動
全国書記

オレグ・ボドロフ

オレグ・ボドロフ


フィンランド湾南岸平和評議会議長

イ・ジュンキュ

イ・ジュンキュ


韓神大学
統一平和政策研究院
上級研究員

安井 正和

安井 正和


原水爆禁止
日本協議会
事務局長

8月5日(土)

13:30 ~ 16:00

 

導入発言

セッションⅢ:核兵器のない平和で公正な世界—市民社会の連帯と行動

 アメリカマーガレット・エンゲルさん(ピースアクションNY)

 イギリスケイト・ハドソンさん(イギリスCND事務局長)

 ドイツライナー・ブラウンさん(元IPB事務局長)

 フィンランドウーラ・クロッツァーさん(フィンランド平和求める女性の会)

 国際団体ショーン・コナーさん(IPB 事務局長)

 質疑 & 討論




マーガレット
・エンゲル


ピースアクションNY


ケイト・ハドソン


イギリス核軍縮
キャンペーン(CND)
事務局長

ライナー・ブラウン


元IPB事務局長


ウーラ
・クロッツァー


フィンランド平和を求める女性の会


ショーン・コナー


IPB事務局長

閉会総会(16:00〜16:30)

国際会議宣言の提案と採択

閉会あいさつ

imgs/world_conference/2023/20230729/hibakusha.jpg 広島チラシ2 広島チラシ3

セツコ・サーローさん
ヒロシマデー集会、参加決定!


特別キャンペーン”被ばく者の声を世界に”で、セツコ・サーローさんが登壇します。

セツコ・サーローさんの被爆証言を綴った「沈黙の閃光」(日本語訳)も是非チェックしてみてください。



日時:
 8月6日(日)
13:00〜15:45

会場:広島県立総合体育館・グリーンアリーナ

 おもなプログラム 

 オープニング うたごえ ♪ヒロシマの有る国で

 開会あいさつ 、海外代表紹介、国家元首、
自治体首長のメッセージ紹介

 主催者報告

 松井一實広島市長メッセージ代読

 被爆者あいさつ 箕牧智之(日本原水爆被害者団体協議会代表委員)

 ゲストスピーカー 和田靜香(ライター/「禁止条約参加署名」共同よびかけ人)

 政党・国会議員連帯メッセージ

 特別キャンペーン“被ばく者の声を世界に”】

セツコ・サーロー(カナダ在住広島被爆者)

矢野美耶古(広島被爆者)

牧野一見(原爆「黒い雨」被害者の会共同代表)

アバッカ・アンジャイン・マディソン

(ロンゲラップ島民代表/マーシャル諸島共和国元上院議員)

 核兵器の禁止、核兵器のない世界の実現を―世界からの報告】

ダニエル・ホグスタ(核兵器廃絶国際キャンペーン[ICAN]暫定事務局長)

エルシリア・スデ(フランス下院議員/左翼政党「服従しないフランス」)

ファン・チー・カーン・チー(ベトナム平和委員会事務局次長)

コラソン・ファブロス(非核フィリピン連合事務局長/IPB共同議長)

 文化企画「広島 愛の川」(中沢啓治作詞)の合唱 など

 広島からのメッセージ

 文書採択

 閉会/フィナーレ うたごえ ♪We shall overcome




更新中





更新中



原水爆禁止2023年世界大会への
国家元首・国際機関メッセージ






アイルランド大統領
マイケル・D・ヒギンズ

被爆者は証言によって、数世代続く核兵器使用の長期的影響を鮮明に描き出しました。私たちに、核戦争の壊滅的な人道的結末に対応することは決してできないでしょう。私たちには、グローバル社会の一員として、このリスクをなくすという緊急な課題に協力してとりくむ以外に方法はありません。核兵器を使用させない唯一の保証は、廃絶です。

マイケル・D・ヒギンス(アイルランド大統領)

原水爆禁止世界大会への私の支持を再び表明する機会をいただき、光栄です。

世界が広島・長崎への原爆投下による壊滅的な惨害を目撃して78年になります。被爆者の方々の生きた経験は、世界の核兵器廃絶への努力に大きな影響を与えています。彼らの語る被爆体験は、軍縮の大義を明確にし続け、私たちの集団的、文化的記憶の一部を形成するという重要な役割を果たしてきました。グローバル社会に生きる私たちは、広島と長崎の市民を襲った惨事を二度と繰り返させないために努力を続けなければなりません。世界の平和と安全の実現は、私たちが団結してとりくまねばならない緊急な課題です。

被爆者は証言によって、数世代続く核兵器使用の長期的影響を鮮明に描き出しました。私たちに、核戦争の壊滅的な人道的結末に対応することは決してできないでしょう。私たちには、グローバル社会の一員として、このリスクをなくすという緊急な課題に協力してとりくむ以外に方法はありません。核兵器を使用させない唯一の保証は、廃絶です。

私たちは核のリスクが高まり、核を美化する危険な議論がされている時代に生きています。ウクライナに対する違法な侵攻と侵略戦争の一環として、ロシアは核威嚇を繰り返しています。これは許されないことです。いかなる核兵器使用も、悲惨な人道的結末を世界全体にもたらすのです。

今年、広島でG7の首脳たちは、核兵器のない世界という究極の目標に向けて具体的措置を取る必要があると言いました。この約束を具体的な行動に移すことは死活的に重要です。核軍縮の課題に解決策を見つけるという私たちの誓約を再確認することがいまほど重要な時期はありません。わが国は、現在ウィーンで開催中のNPT再検討会議第1回準備委員会および今年の後半に予定される核兵器禁止条約第2回締約国会議を含め、軍縮プロセス全体にわたって、野心的にとりくむ決意です。

この活動はかつてなく重要になっています。世界大会と被爆者の模範的な活動は、私たちが核廃絶に集団で再びとりくむことの重要性を強調しています。今日の私たちの共同は、何世代も続くより安全で調和の取れた世界を築くでしょう。

世界大会と皆さんの重要な活動が成功を収めることを願っています。





ラオス人民民主共和国 国家主席
トーンルン・シースリット

核兵器のない世界をめざすヒロシマ宣言の採択に続き、原水爆禁止2023年世界大会が、現在緊迫する国際紛争を平和的手段を通じて解決するための外交協議や交渉の強化と並行して、問題にとりくむ国際社会の努力と献身を促進するため、すべての参加者が率直で建設的な意見交換をおこなう重要な機会としての役割を引き続き果たすだろうと、私は固く信じています。

トーンルン・シースリット(ラオス人民民主共和国 国家主席)

2023年8月4日から9日まで広島と長崎で開催される原水爆禁止2023年世界大会の実行委員会、ならびにご参加の皆さまに、ラオス人民民主共和国の政府と国民を代表し、心からのご挨拶とお祝いを申し上げます。

ヴィエンチャン
ヴィエンチャン タートルアン

私は、2022年に開催された核兵器禁止条約(TPNW)第1回締約国会議が成功裏に終わったことを嬉しく思います。この会議は、核兵器の完全廃絶を実現し、条約の効果的実施に向けた方針を示すという締約国の決意を再確認した「ウィーン宣言」を採択するとともに、条約の目的を促進し、宣言に盛り込まれた約束を実現するための「ウィーン行動計画」を採択しました。

核兵器のない世界をめざすヒロシマ宣言の採択に続き、原水爆禁止2023年世界大会が、現在緊迫する国際紛争を平和的手段を通じて解決するための外交協議や交渉の強化と並行して、問題にとりくむ国際社会の努力と献身を促進するため、すべての参加者が率直で建設的な意見交換をおこなう重要な機会としての役割を引き続き果たすだろうと、私は固く信じています。

ラオス人民民主共和国の政府と国民を代表して、原水爆禁止2023年世界大会の大きな成功をお祈りいたします。





ベトナム社会主義共和国
国家主席 ボー・バン・トゥオン

ベトナムの国家と人民はこれからも原水協を含む日本と世界の平和運動、平和愛好人民と手を携えてまいります。私たちが協力すれば、平和で安定し協力に溢れた未来と、地域と世界の繁栄を実現することができると確信します。

ボー・バン・トゥオン(ベトナム社会主義共和国 国家主席)

原水爆禁止2023年世界大会への心からのご挨拶を送ります。原水爆禁止日本協議会によって2023年8月4〜9日に広島、長崎で開催される世界大会は、核兵器廃絶をめざす世界の平和運動の決意を示し、たえまない努力を総結集する場です。

ベトナムの国家と人民を代表して、また、私自身の名において、この機会に、原爆で犠牲になった人びと、そして枯葉剤その他のすべての戦争犠牲者に対する連帯と支援を表明します。

これまでの年月、原水爆禁止世界大会を含む世界中の平和を愛する人びとのたゆまぬ努力によって、核兵器に反対するたたかいは、多くの重要な成果を収めてきました。とりわけ、1968年の核不拡散条約(NPT)の採択、2017年の核兵器禁止条約(TPNW)の採択と2021年の同条約の発効が重要です。私たちは、これらの努力に貢献できたことを光栄に思っています。ベトナムは、ほとんどの軍縮、大量破壊兵器の不拡散の条約に参加していること、そして核兵器禁止条約の最初に署名・批准した国の1つであることを誇りとしています。

現在、世界は依然として数多くの複雑かつ予測不能の事態に直面しています。ウクライナの戦争は終結の見通しが立っておらず、大国間の競争があり、多くの国や地域で、ポピュリズムと政治的激動、東シナ海や朝鮮半島などの紛争地域では緊張があります。これらは、核兵器使用の危険の高まりへの懸念を増大させています。

こうしたなかで、私は、今年の世界大会が、各国に対し声を高らかに、相互理解と尊重、国際法とりわけ国連憲章の原則、1982年の海洋法に関する国連条約の順守、また誠意と信頼、責任を伴った互恵の協力に基づく平和な世界の構築を呼びかけるよう期待するものです。

ベトナムの国家と人民はこれからも原水協を含む日本と世界の平和運動、平和愛好人民と手を携えてまいります。私たちが協力すれば、平和で安定し協力に溢れた未来と、地域と世界の繁栄を実現することができると確信します。

ホーチミンを走るバイクとノートルダム大聖堂
ホーチミンを走るバイクとノートルダム大聖堂

私はこの機会に、かつてのベトナムの民族独立と再統一のたたかい、現在の国家建設と防衛の努力に支援を寄せてくださった、日本と世界の平和組織、運動、人民にたいして、心からの感謝を申し上げます。

広島、長崎の市民、日本国民のみなさんに、熱烈な連帯のご挨拶をお伝えします。

世界大会ご参加のみなさん、健康で、平和に、幸せに過ごしてください。

世界大会の成功を願っています。





赤十字国際委員会(ICRC)総裁
ミリアナ スポリアリッチ

何より大切なのは、核兵器が二度と使用されないようにすることです。この点において、私たちは、被ばく者の皆さんとその子孫の方々、そして世界中のコミュニティーが果たしている役割に感謝します。

ミリアナ スポリアリッチ(赤十字国際委員会(ICRC)総裁)

赤十字国際委員会(ICRC)は、人道の観点から達成すべき核軍縮、そして核兵器のない世界を推進する原水爆禁止日本協議会(原水協)の長年のとりくみに、心から感謝申し上げます。

今日、この世に存在する兵器のなかで最も破壊的で非人道的な核兵器が使用されるリスクは、冷戦下で最悪の事態を経験して以降、最高レベルに達しています。核兵器保有国が有する核弾頭の数は約1万3000発で、その多くは広島に投下された原爆をはるかに上回る破壊力を持ち、数分以内に発射可能です。政治的緊張が高まり、軍備の増強と近代化が進むなかで、現代の軍事ドクトリンにおける通常兵器と核兵器の能力の境界線が曖昧となり、サイバー戦争や人工知能の分野における技術が進歩することで、核兵器が意図的、あるいは偶発的に使用される可能性が高まっています。こうした可能性を、私たちは到底受け入れることはできません。

ICRCは1945年、原爆が広島と長崎の老若男女にもたらした苦しみと惨状を、日本赤十字社とともに目の当たりにしました。

不可能に近い状況下で、瀕死の人びとや負傷者を救おうと力を尽くしていた私たちは、破滅的かつ無差別な核兵器の被害に対して効果的に人道援助がおこなえないことを実感しました。

核兵器の壊滅的な影響を考えるとき、国際人道法の原則と規則に従って核兵器を使用できるとは到底考えられない、というのがICRCの見解です。また、いかなる核兵器の使用も、人道の原則や公共の良心が求めるものに反するでしょう。

核兵器の使用がもたらす壊滅的な人道上の影響を効果的に軽減できるとしたら、その使用を完全に阻止するしかありません。核兵器が二度と使われないようにするには、核兵器を廃絶するしかないのです。

こうした点からも、核兵器禁止条約は画期的で、極めて重要な前進です。国際法の下で核兵器を包括的に禁止することで、深刻な法的空白を埋める役割を果たします。さらに、核兵器保有国が条約に加入する以前あるいは以後に、核兵器を廃棄し、核兵器計画を廃止する道を開く、という意味でも重要です。このように、核軍縮に向けた道筋を条約が示しているのです。

最後に、この条約は、過去に核兵器の使用や核実験がもたらした、言語に絶する複数の被害について救済することを求め、被害者支援と、汚染された自然環境の修復に向けた措置を講じ、協力することを各国に義務づけています。締約国が65を超えた今日、核兵器禁止条約をこれまで以上に普遍的なものにすることが重要です。

条約によって核兵器のない世界に一歩近づいたとはいえ、まだ長い道のりが待っています。核兵器廃絶が実現するまでは、使用されるリスクを減らすための抜本的な対策が急務です。

そのため、私たちは、すべての国が次の行動をとるよう呼びかけます:

  • 核兵器禁止条約に署名、批准すること。
  • 状況に関わらず、核兵器の使用にかかる暗示的あるいは明示的なすべての威嚇を非難すること。
  • 核兵器が使用されるリスクを抑制するため、核兵器の即応態勢の解除や先制不使用の約束、軍事方針及び安全保障政策における核兵器の重要度を下げることなど、緊急かつ具体的な措置を講じること。
  • 国際法上の義務に基づき、核兵器廃絶を達成することを含め、核兵器不拡散条約(NPT)およびその再検討会議での公約を完全に履行すること。
  • 核兵器の使用や実験によって被害を受けた人びとを支援し、影響を受けた自然環境を除染するための強固な措置を講じること。

何より大切なのは、核兵器が二度と使用されないようにすることです。この点において、私たちは、被ばく者の皆さんとその子孫の方々、そして世界中のコミュニティーが果たしている役割に感謝します。

本大会と、貴団体の今後の活動のご成功を祈念いたします。





自治体首長から寄せられたメッセージ


原水爆禁止2023年世界大会に4人の知事を含む、284自治体首長からメッセージが寄せられました。

メッセージは都道府県ごとにまとめられています。(一部の自治体について、データ準備中となっています。後ほど更新いたしますのでご容赦ください。また、メッセージは大会前にお寄せいただいたものです。その後の選挙などにより首長が交代されている場合があります。)

国会議員からのメッセージ

<衆議院議員 五十音順>


立憲民主党 衆議院議員 阿部知⼦

戦後78年、⼈類と環境の被ばくが、かくもさし迫った時はないと思います。ロシアのウクライナ侵攻とそれに伴う世界軍拡は今や核戦争の危機すらおびき寄せています。拡⼤核抑⽌はそれを⼀層加速させます。加えて原発施設を巻き込む戦闘や劣化ウラン弾の使⽤は、繰り返し被ばく者を⽣み出す状況をつくり出しています。今こそ核兵器禁⽌条約の署名・批准を⽇本政府が唯⼀の戦争被爆国として実⾏すべきです。皆様へ友情と連帯の意を表します。

立憲民主党 衆議院議員 大河原まさこ

原水爆禁止2023年世界大会へご参加・ご賛同の皆様、大会の開催に心より感謝申し上げます。

私たちは、岸田政権の「核兵器は防衛目的の役割を果たす」という認識を変え核兵器を廃絶する方向へと歩みを強める必要があります。

国連加盟国の3分の2を超える政府が核兵器禁止条約を支持し、署名国は92、批准国は68となりました。被爆国日本こそ率先して核兵器禁止条約を署名・批准すべきです。

日本がアメリカの「核の傘」政策に固執することなく、核兵器のない平和な世界をつくるために活動をより一層深めて、市民力を結集して参りましょう!

私も最大限頑張ります。

立憲民主党 衆議院議員  落合貴之

原水爆禁止2023年世界大会の開催にあたり、メッセージを申し上げます。

日本は『戦争をしない』と決意した憲法を持つ国です。

我々は、非核三原則を堅持し、憲法の平和主義を堅持し、国際協調と専守防衛を貫く立場を明確にしています。

そして、唯一の戦争被爆国である日本こそ、「核兵器のない世界」の実現を目指し、努力することが使命です。

今後核兵器のない平和で公正な世界となることを心から願い、私も行動してまいります。

立憲民主党 衆議院議員 櫻井 周

原⽔爆禁⽌世界⼤会実⾏委員会の皆様の⽇頃からのご活動に⼼より敬意を表します。

原⽔爆をはじめとした武器は、⼈類を幸せにするものではなく、⼈類の破滅にしかつながりません。唯⼀の被爆国である我が国は、平和主義の先頭に⽴って世界に原⽔爆禁⽌を訴える使命を担っていると考えます。私も、皆様とともに核兵器禁⽌条約への参加の促進に尽⼒してまいります。

立憲民主党 衆議院議員 佐藤 公治

核の脅威は全世界すべての⼈々が認識しており、核兵器廃絶はその実現を⾒るまで声を発信し続けなければなりません。

しかし現実は、ロシアのウクライナ侵攻や台湾有事を理由に核抑⽌効果や、核共有論を唱えられるような危険な状況にあります。⼈類史上初の核兵器被爆国である歴史と経験 を世界に発信する再確認の世界⼤会となるよう、本⼤会の成功をお祈り申し上げます。

日本共産党 衆議院議員 塩川 鉄也

原水爆禁止2023 年世界大会に、心より連帯のメッセージをお送りします。

広島・長崎への原子爆弾投下から78 年、核兵器禁止条約に68 カ国が参加し、署名は92カ国になりました。日本政府に条約参加を求める地方議会の意見書は660 自治体、全体の4 割に広がっています。

一方、ウクライナ侵略を続けるロシアや、「核抑止力」に固執するアメリカなどの国々もあります。日本も今年6月のG7広島サミットで「核抑止力」を正当化し、核兵器禁止条約を無視する態度をとりました。

核への依存をやめ、禁止条約を力に、核兵器のない世界を切り開きましょう。

日本共産党 衆議院議員 田村貴昭

原水爆禁止世界大会にご参加の皆さん、核兵器の廃絶にむけた皆さんの取り組みに、心からの連帯を表明します。日本政府に対して、被爆国政府として「核抑止力」論と決別し、核兵器禁止条約に参加することを強く求めます。日本政府はいまだに長崎で被爆された方々を被爆者と認定せず、被爆者健康手帳も交付していません。すべての原爆被害者の、一刻も早い救済も求めてまいります。

日本共産党 衆議院議員 宮本岳志

原水爆禁止2023年世界大会の盛会をお喜び申し上げます。

ロシアの核兵器による威嚇に、世界から非難の声が高まっています。しかし、G7の首脳は被爆地ヒロシマから「核抑止論」に固執した「広島ビジョン」を発表し、核廃絶を願う市民から怒りと失望の声があがりました。

日本政府は、今こそ核兵器禁止条約を批准し、被爆国にふさわしい役割を発揮すべきです。

核なき世界の実現へ。皆さんと心ひとつに奮闘する決意を述べ、メッセージとします。

立憲民主党 衆議院議員 森山浩行

原水爆禁止2023 年 世界大会ご盛会を心よりお慶び申し上げます。

わが国は、世界で唯一の核被爆国として核兵器の全面廃絶と軍備縮小を全世界に向かって提唱し得る最適な立場にあります。

原爆の恐ろしさ、被爆者の声を世界中に訴え、絶対に核の使用を許してはなりません。

立憲民主党は、憲法の平和主義に基づき、非核三原則を堅持し、国際協調と専守防衛を貫くとの立場を明確にしています。

今後核兵器のない平和で公正な世界となることを心から願います。

立憲民主党 衆議院議員 山田勝彦

皆様方におかれましては、核兵器の無い世界の実現のため、日頃よりのご尽力に敬意を表します。

唯一の被爆国であるにもかかわらず、政府は核兵器禁止条約に未だに背を向けたままであり、決して許されるものではありません。

このような課題の解決を前進させるべく、皆さま方と共に、しっかりと声を上げ、取り組んでいくことをお約束致します。

立憲民主党 衆議院議員 米山隆一

8月6日、9日は、広島、長崎に原子爆弾が落とされたつらい記憶の日です。人類はその後、様々な危機を乗り越えて、現在に至るまで幸いにして原水爆の使用に至っていませんが、昨今の国際情勢は、予断を許さないものとなっています。国際情勢の理想と現実の間には険しい道のりがありますが、私は、人類は、決してあきらめる事無く核兵器廃絶の道を歩み続け、核無き世界を実現しなければならないし、実現できると信じています。

立憲民主党 衆議院議員 笠 浩史

原爆投下によって犠牲になられた方々に哀悼の意を表するとともに、今なお被爆の後遺症に苦しまれている方々にお見舞い申しあげます。また、核兵器廃絶に向けた皆様のご努力に対し敬意を表します。
ウクライナにおける核の威嚇や新STARTの履行停止などにより、核兵器使用のリスクが劇的に高まっています。どの国の子どもたちの未来にも、核兵器のない世界を実現 するために、引き続き全力で取り組んで参ります。



<参議院議員 五十音順>

立憲民主党 参議院議員 ⽯垣のりこ

戦争被爆国である我が国は、世界で最も核戦争の悲惨さを体験しており、「核なき世界」に向けて、全⼒で取り組む責務があります。先の国会で岸⽥政権は戦後の防衛政策の⼤転換を強⾏しましたが、私たち平和を願う市⺠は、ともに連帯し、核兵器禁⽌・廃絶を巡る国際的合意の実⾏と、⽇本の核兵器禁⽌条約への参加に向け強く連帯してまいりましょう。

日本共産党 参議院議員 伊藤 岳

「長崎を最後の被爆地に」「憲法壊すな、平和な長崎をいつまでも」みなさんの何よりの願いです。ところが、いま、岸田政権 は核兵器禁止条約 への 参加に背を向けて、軍備増強の道を進んでいます。自衛隊基地の強靱化計画は核攻撃も想定し 、長崎の 多くの基地がその対象になっています。原爆 の 惨状を経験した 犠牲者に対する冒涜 にほかなりません 。 みなさんと力を合わせ、核兵器廃絶 、平和で公正な世界の実現 へ全力をつくす決意です。

参議院会派「沖縄の⾵」代表 伊波洋⼀

皆様の活動に⼼より敬意を表します。

唯⼀の戦争被爆国である⽇本は、核兵器禁⽌を世界各国に対して求め、その議論をリードしていくべきです。参議院会派「沖縄の⾵」も、国会において政府に対し、核兵器禁⽌条約署名・批准を強く求め続けます。

アジア近隣諸国との歴史的・⽂化的つながりを活かし、対話による外交を積み重ねる事が、平和を維持し、「核兵器のない平和な世界」の実現につながります。ともに頑張ってまいりましょう。

日本共産党 参議院議員 いわぶち友

ロシアが核による威嚇を繰り返し、核兵器が使用されるリスクが高まるもとで、核兵器廃絶のために唯一の戦争被爆国である日本の政府が今こそ役割を果たすときです。

被爆者の方々を先頭にしたみなさんのたたかいが、全国で核兵器禁止条約への参加・署名・批准を求める意見書を決議につながり、核兵器廃絶を願う世界の大きなうねりをつくっています。日本政府を変え、核兵器を世界からなくすために、ご一緒に力を合わせましょう。

日本共産党 参議院議員 吉良よし子

この夏、アメリカの若者などが、原爆のキノコ雲をファッションアイコンのようにSNSで拡散したことに対し、“キノコ雲の下の惨状を知らないのか”と、多くの人が怒りの声をあげました。

しかし、そもそも「核抑止力」に固執し、核兵器禁止条約に背を向けている岸田首相の姿勢こそが、原爆の被害を矮小化しているのではないでしょうか。政府は、唯一の戦争被爆国として核兵器禁止条約に一刻も早く批准を。 核兵器のない世界へ力を合わせます。

日本共産党 参議院議員 倉林明子

G7広島サミットは、核兵器は「侵略を抑止し、戦争と威圧を防止する」と、「核抑止力」論を正当化しました。広島から被爆者を裏切るメッセージを出した岸田首相の責任は重大です。

核兵器使用の現実的危険を絶対に許さず、「核兵器のない世界」へ前進することが急務です。日本政府に、「核抑止力」の決別と、核兵器禁止条約への参加を強く求める、世論と運動を大きく広げましょう。共に力を尽くす決意を表明しメッセージとします。

⽴憲⺠主党 参議院議員 塩村あやか

原爆投下により命を落とされた何⼗万にもの犠牲者の⽅々に哀悼の意を表しますとともに、今なお被爆の後遺症に苦しまれている多くの⽅々に⼼よりお⾒舞い申し上げます。

本年5⽉、ウクライナ戦争や核軍縮、気候変動、⾷料安全保障、AIなど、激変する国際社会に安全と発展を取り戻すための重要な国際会議「広島サミット」開催されました。

被爆地・広島にG7⾸脳が集まったことは評価しますが、その際発出された「広島ビジョン」は、NPT・核拡散防⽌条約の体制堅持について触れ、核があることが 前提であり、核廃絶について⾔及したものではなかったことに、被爆⼆世として、⾮常に残念に思います。

⽇本は未だに核兵器禁⽌条約に署名しておらず、多くの関係各国等から「唯⼀の戦争被爆国」である⽇本の締約国会議へのオブザーバー出席が求められています。

被爆地・広島選出の岸⽥⾸相に変わっても、残念ながら、⽇本政府は消極的な姿勢を変えていません。唯⼀の戦争被爆国である⽇本だからこそできる事があります。

私・塩村あやかは被爆⼆世です。

被爆者の皆さんとともに、⼈類と地球の未来のため、核兵器のない平和で公正な世界を実現するため、共にがんばりましょう。

日本共産党 参議院議員 田村智子

原爆が恐ろしい――10代の頃から心の奥深くに刻まれていました。核兵器禁止条約は、核廃絶が「究極の目標」などではなく、国際社会が直面する課題であることを明らかにしました。この道こそが、核戦争の脅威をなくす唯一の希望の道です。

「核抑止」にしがみつき「核共有」まで議論する異常な日本の政治を変えなければなりません。2023年世界大会参加の皆様と連帯し、日本の条約批准へ全力を尽くします。

日本共産党 参議院議員 仁比聡平

78年前の夏、広島・長崎を一瞬で地獄にし、生き残った人々を今も苦しめ続ける原子爆弾をなお弄ぶ権力者たちの姿に、ふつふつと湧きおこる憎しみを禁じ得ません。核抑止―核兵器使用による威嚇、軍事ブロック対抗の大軍拡という愚かな道を阻む、圧倒的多数の平和の声を広げましょう。被爆の実相と核兵器禁止条約の確固たる前進を世界に発信し、対話と包摂の平和への希望を示す世界大会になることを祈念します。ぜひ会場で!

日本共産党 参議院議員 山下芳生

「核抑止力」論を正当化した5月のG7広島サミットでの「広島ビジョン」は被爆者や原爆犠牲者の期待を完全に裏切るものでした。サーロー節子さんも「広島ビジョン」を強く非難しました。岸田首相はサミットで「核兵器のない世界」を標榜しましたが、その実現に真に必要なのは、「核抑止力」論の根本的な見直しと核兵器禁止条約に正面から向き合う姿勢です。みなさんと共に「核兵器なき世界」の実現のために全力を尽くす決意です。

日本共産党 参議院議員 山添 拓

広島・長崎の被爆から78年。被爆者とともに、核兵器のない世界へと思いを持ち寄り、発信する世界大会に、心より連帯します。

戦争と核兵器の使用が現実味を帯びる、おぞましい事態が現在進行形です。 核兵器は、人類と共存しえません。なくすことこそが世界を平和と安全へと近づけます。

核兵器禁止条約の発効から2年半。「核抑止論」の呪縛を解き、日本が一刻も早く参加できるよう、力を合わせがんばります。

立憲民主党 参議院議員 横沢たかのり

原水爆禁止2023年世界大会のご開催にあたり、日頃より核戦争阻止、核兵器全面禁止・廃絶、被爆者援護・連帯に鑑み、ご尽力されておられます皆様に心より敬意を表します。

唯一の被爆国である我が国が、核兵器禁止・廃絶の国際的動きに果たす役割は非常に大きいにも関わらず、核兵器禁止条約に参加していない現状を何とか変えていく必要があります。

今後とも皆様と連帯し、真の世界平和の実現に向けて尽力して参ります。


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2023/10/3011月の6・9チラシを更新しました。
2023/09/029月の6・9チラシを更新しています。また、世界大会の成功を受けて全体を更新する予定です。 (画像や表示が乱れる場合があります。その場合はしばらくたってからページをリロードしてください)
2023/07/067月のチラシのリンクが異なっておりました。大変ご迷惑をおかけしました。
2023/06/29今月(7月)の6・9チラシをアップロードしました。

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