6・9行動

 アメリカが1945年8月6日と9日に広島と長崎に原爆が投下してから66年が過ぎました。この8月6日と9日は、決して忘れてはいけない日として、原水爆禁止・被爆者救援の誓いをひきつぐ様々な行動が行われてきました。
 毎月の6日と9日を被爆者救援、原水爆禁止の行動日として運動を継続的に行おうということが提唱されたのは今から51年前の1960年でした。

 「被爆者救援行動日」の設定

 広島(6日)、長崎(9日)に原爆が投下された日を記念して、毎月6日から9日までの4日間を“被爆者救援行動日”とし、毎月この日には集中的に全国いっせいに被爆者救援の行動を起こすこととした。この行動をつうじて、日本国民の「ヒロシマ・ナガサキの悲劇をくりかえさせぬ」という決意を固め、原水爆禁止と被爆者救援の世論をさらに高めるとともに、被曝の事実が単に15年前にあっただけでなく、今日の日本の現実の中にふたたび繰りかえされようとしていることに目をむけさせること、またこの行動日を繰りかえし続けることによって、救援運動を原水爆禁止運動の中に日常活動として定着させるということがこの行動日設定の趣旨である。(1960年12月12日第8回全国総会議事録及び決定事項より)

 こうして始まった「6・9行動」は、被爆者救援募金運動を基礎に、核戦争阻止・核兵器廃絶・被爆者援護・連帯という原水爆禁止運動の基本目標を追求する活動として全国でとりくまれ、今日まで発展してきました。
 
 駅前や街頭などで見かけたら、ご協力をお願いします。
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