被爆者との連帯

被爆者との連帯

「核兵器と人類は共存できない」「生きているうちに核兵器廃絶を」―これらは被爆者のねがいです。来年は被爆から80年目を迎えます。被爆者ば、心や体に原爆の深い傷を持ちながら、核兵器をなくそうと訴え続けています。 世界を見わたすと、核実験場周辺で死の灰を浴びたり、核兵器製造工場から出た放射能に汚染されたりするなど、核の被害にさいなまれ、暮らしや体を守るためたたかっている人々が多くいます。


日本原水協は、発足当初から被爆者援護・連帯を基本目標の1つとして掲げ、被爆の実相の普及や被爆者支援に取り組んできました。また、世界の核被害者とも連帯したとりくみを進めてきました。

被爆者・世界の核被害者の実相

  • 広島・長崎
  • アメリカ
  • マーシャル諸島
  • クリスマス島
  • ポリネシア
  • オーストラリア
  • ロシア
  • チョルノービリ
  • カザフスタン

関連サイト


日本被団協

(日本原水爆被害者団体協議会)日本語英語


東友会

(一般社団法人東友会)


広島では2021年の広島高裁判決を受けて「黒い雨」地域住民に被爆者健康手帳の交付が始まりました。しかし長崎は救済の対象外とされています。
2024年8月9日、岸田首相は被爆体験者問題について「課題を合理的に解決できるよう、長崎県市を含めて具体的な対応策を調整する」ことを武見厚労大臣に指示しました。
9月9日、長崎地裁は被爆体験者訴訟の15名の原告に勝訴、残りの29名に敗訴の判決を言い渡しました。判決は長崎の原告の中に新たな分断を生みました。
被爆体験者訴訟は2007年の提訴から既に17年が経過し、平均年齢は85歳を超えています。これ以上決着を長引かせるのはあまりに酷です。
国、そして被告の長崎県、長崎市は勝訴原告を控訴せず、敗訴原告を含め全ての被爆体験者を救済してください。




原爆被爆者284人の証言を集めたCD作品 「ヒロシマ ナガサキ 私たちは忘れない」より、被爆者の声を記録する会(代表 故 伊藤明彦さん)の了解を得て、音声をパソコンで聞けるようしたサイトです。