衆参国会議員からのメッセージ

衆議院

立憲民主党 櫻井 周 衆議院議員

原水爆禁止世界大会実行委員会の皆様の日頃からのご活動に心より敬意を表します。

原水爆をはじめとした武器は、人類を幸せにするものではなく、人類の破滅にしかつながりません。唯一の被爆国である我が国は、平和主義の先頭に立って世界に原水爆禁止を訴える使命を担っていると考えます。私も、皆様とともに引き続き核兵器禁止条約への参加の促進に尽力してまいります。

立憲民主党 西村智奈美 衆議院議員

世界中で今なお続く核の脅威に対し、我が国が発するメッセージは極めて重要と考えます。

世界大会の成功をお祈りし、核兵器のない世界実現に向けて、私も尽力します。

立憲民主党 松木けんこう 衆議院議員

原水爆禁止2024年世界大会の開催にあたり、あらためて原爆投下によって犠牲になられた方々に哀悼の意を表すると共に、いまなお原爆の後遺症に苦しまれている方々に心からお見舞いを申し上げます。

広島・長崎への原爆投下から来年には80年となります。

この間も世界では核兵器使用のリスクが依然として高まり続けています。唯一の被爆国である日本は、核廃絶に向けたメッセージを発信することが重要だと考えます。核兵器のない世界を実現するため、引き続き全力で取り組んでまいります。

立憲民主党 山崎 誠 衆議院議員

「原水爆禁止2024年世界大会」が本年も広島・長崎にて開催されますことを心からお慶び申し上げます。

また、本大会の成功に向けて、日本と世界でご努力されてこられた皆様に深く敬意を表します。

ウクライナへのロシアによる侵攻、パレスチナとイスラエルの激しい武力衝突、北朝鮮による核兵器開発をめざす動きなど、世界の先行きは混沌を深め、見通しにくい時を迎えています。しかし、こうした不透明な時代だからこそ、人類そのものを破滅に追い込む核兵器を、いかなる国際紛争の解決手段として使わないという意思を明らかにし、核廃絶への歩みを着実に進めていくことが重要です。

政治に携わる者として、日本のみならず、世界で暮らす人々のいのちと平和を守るため、その責任を果たしてまいります。

最後に、本日お集まりの皆様のご健勝とともに、「核兵器のない平和で公正な世界」の実現に向け取り組むことをお約束し、メッセージといたします。

日本共産党 穀田恵二 衆議院議員

原水爆禁止2024年世界大会にご参加のみなさんに心から、連帯のあいさつを送ります。

2021年1月、核兵器禁止条約が発効し、人類史上初めて、核兵器を違法化する国際法が誕生し、「核兵器のない世界」へ、新しい時代が始まりました。

今や93の国が署名し、70の国々が批准しており、唯一の戦争被爆国である日本政府は、「核抑止」論の呪縛を断ち切り、一刻も早く禁止条約に参加すべきです。

来年は、広島・長崎の被爆80年です。被爆者の悲願である「核なき世界」を一日も早く実現しましょう。

思えば私も、1966年に初めて世界大会に参加しました。

私もみなさんとご一緒に力を合わせてがんばります。大会の成功を心から願って、メッセージといたします。

日本共産党 塩川鉄也 衆議院議員

「原水爆禁止2024年世界大会」の開催にあたり、心からお慶び申し上げます。

この間ウクライナ侵略を続けるロシアが核の威嚇を繰り返し、ガザ攻撃を激化させるイスラエルの閣僚が核使用を「選択肢」と発言するなど世界は核兵器を巡り緊張を強いられました。米国も未臨界核実験の強行や、政治家たちが原爆投下を正当化する発言を公然と行うなど、核兵器のない世界を目指す方向に逆行しています。

こうした現状の中、核兵器禁止条約が、核兵器による威嚇を禁止し、「核抑止」を否定したことは世界の世論と運動への大きな励ましとなっています。唯一の戦争被爆国である日本は核兵器禁止条約に署名・批准し、核保有国に対して即刻廃止を呼びかけるべきです。しかし「核抑止」の呪縛にとらわれる自民党・岸田政権は、一貫して条約に背を向けています。

皆様と力を合わせ、「核兵器のない世界」実現に向け私も尽力していきます。共に頑張りましょう。

日本共産党 高橋千鶴子 衆議院議員

世界大会ご参加の皆さん、お疲れ様です。また、大会の成功のために全国各地をつないだ平和行進をリレーした皆さん、とりわけ、暑い中あるいは悪天候の中を歩き続けた通し行進者の皆さん、そして本日の大会を準備されたすべての皆さんに心から敬意と連帯の挨拶を送ります。

ウクライナ、ガザでの戦争、罪のない子どもや市民が犠牲になることを一刻も早く止めるために力をあわせましょう。また、ロシアがウクライナに対して核兵器の使用をほのめかすなど、威嚇や抑止力としても核兵器を使うことは絶対に許されません。話題になった朝ドラ「虎に翼」のヒロインのモデル、三淵嘉子さんは、1963年12月7日の原爆裁判「アメリカの原爆投下は国際法違反である」との判決文を書いた裁判官の一人だと知り、改めて判決の該当部分を読みました。その後の被爆者運動や原爆特措法、被爆者援護法などにも大きな根拠を与えたものと思います。核兵器禁止条約を唯一の被爆国である日本政府こそ批准をさせ、核兵器による戦争、被害を絶対に出さないために皆さんとともに力を尽くしてまいります。

日本共産党 宮本岳志 衆議院議員

原水爆禁止2024年世界大会にご参加のみなさまに連帯のメッセージをお送りいたします。

ロシアによるウクライナ侵略、イスラエルによるガザ地区攻撃・虐殺など、平和に対する深刻な逆流が起きています。

その中で大きな力を発揮しているのが世界各地で起きている無差別殺りくへの抗議、非核平和、持続可能な世界を求める声など、平和を目指す本流です。

軍事対軍事の悪循環に反対し、包括的な平和の枠組みを築くことが求められており、その一つが核兵器禁止条約の流れに日本も率先して加わり、核兵器をこの世界からなくすということです。

日本政府が核兵器禁止条約に署名・批准するよう、みなさまとともに訴え、「核兵器のない世界」の実現に向け、奮闘いたします。

れいわ新選組 櫛渕万里 衆議院議員

「なぜ日本は被爆国なのに核抑止論を支持し、同時に、核廃絶を言えるのか?どんな政治的な一貫性があるのか?」。これは第2回核兵器禁止条約締約国会議(第1回も続いて参加)での、赤道ギニア代表からの問いかけです。本来なら、唯一の戦争被爆国であるわが国は、核兵器の廃絶をリードする立場です。しかし、会議には日本政府の姿はなく、それどころか核抑止力への依存を強めようとしています。今や、国際的な期待が疑問と失望に変わりかけていることに、大きく落胆しました。

こうした現状を危惧し、「核抑止力の正当化は愚か」とする、れいわ新選組の主張を会議で反映させました。また、北東アジア非核地帯構想の実現のため、韓国や米国の国会議員や専門家と議論を続けていて、今後は中国でも会議を行う予定です。アメリカの同盟国であるオーストラリアは条約会議にオブザーバー参加、しかも非核地帯ですから、日本に必要なのは政治の決断です。

次回の核兵器禁止条約締約国会議こそ、最低でもオブザーバー参加し、署名、批准へとつなげていかねばなりません。核に頼らない安全保障の確立のため、今後とも引き続き奮闘することを表明して、連帯のメッセージといたします。

参議院

日本共産党 吉良よし子 参議院議員

広島・長崎に原爆が投下されて79年。来年で80年となるいま、被爆者の平均年齢が歳を超えました。

昨年、95歳で亡くなった私の祖父は、当時、江田島の海軍兵学校の学生だったそうです。1945年8月6日の原爆投下時、江田島まで届いたすさまじい爆風を受け、禍々しい色のキノコ雲を見たことを昨日のことのように語っていた姿が忘れられません。

こうして被爆を体験し、語れる方が少なくなっているいま、改めて、原爆の恐ろしさ、被爆の実相を次の世代に語り継ぐことの重要性をひしひしと感じています。

なにより被爆者のみなさんが生きている間に「核兵器のない世界」を実現したい。政府は唯一の戦争被爆国として核兵器禁止条約に一刻も早く批准すべきです。

被爆者のみなさん、被爆2世のみなさんへの補償や支援とあわせて、核兵器のない世界の実現へ、今後ともみなさまと力をあわせていく決意です。

日本共産党 倉林明子 参議院議員

政府は、今年の国会で「戦争する国づくり」を進める重大な2つの法案と条約を成立させました。アメリカなどと兵器の共同開発を進めるための経済秘密保護法と陸海空の自衛隊を一元的に指揮する統合作戦司令部の創設を盛り込んだ改定防衛省設置法、次期戦闘機共同開発条約です。いずれも、憲法の下で「平和国家」として歩んできた日本を「戦争する国」に変える重大で危険な法律です。いま、政府がやるべきことは、軍拡ではなく、国民一人ひとりが自分らしく豊かな生活を送れるように憲法をいかした政治を実行することです。

日本政府に、「核抑止力」の決別と、核兵器禁止条約への参加を強く求める、世論と運動を大きく広げましょう。ともに力を尽くす決意を表明しメッセージとします。

日本共産党 小池 晃 参議院議員

「原水爆禁止2024年世界大会」にご参加のみなさん、核兵器廃絶実現をめざして、粘り強く運動を続けられてきたことに心から敬意を表します。

来年は被爆80年を迎えます。唯一の被爆国である日本は、今こそ核兵器禁止条約に署名・批准し、核保有国に対して条約に参加するよう呼びかけるべきではないでしょうか。

日本共産党は、核兵器廃絶について、核兵器の非人道性の告発、「核抑止力」論への批判、核兵器禁止条約への肯定的評価、核兵器国によるNPT第6条(核軍備縮小・撤廃)の義務と合意の誠実な実行の4点が重要であると訴えています。

とりわけ、いざとなれば核兵器を使用する前提の核抑止論の排除は、核兵器廃絶へのカギだと考えます。威嚇で平和は作れません。草の根からの運動を広げて国際連帯を強め、日本の政治を変え、さらに「核兵器のない世界」をつくるために、ご一緒にがんばろうではありませんか。

みなさんと力を合わせ、核兵器廃絶と平和構築のため力を尽くすことをお誓いし、メッセージといたします。