2月28日(土) ビキニ水爆実験被災50年 3・1ビキニデー国際シンポジウム
ビキニ水爆実験が与えた癒すことのできない被害、解決と補償を放棄したアメリカと日本の政府、国民の声が生み出した原水爆禁止運動、いまもつづく被害の解明と日本、マーシャルでの被害者のたたかいなどがテーマです。
発言者 主催者あいさつ:野口邦和(実行委員長)
テーマ1 ビキニ水爆実験による被害の実相
有藤照雄(元第二幸成丸乗組員) ジョン・アンジャイン(ロンゲラップ環礁自治体元村長) 豊崎博光(フォトジャーナリスト):「ビキニ水爆被災半世紀後の真実」 野口邦和(日本大学/放射化学・放射線防護学):「マーシャル諸島北部環礁島民の核実験被害」 土田弥生(日本原水協):「アメリカの核開発の犠牲となったロンゲラップ・マーシャル諸島」
聞間元(全日本民医連/医師):「ビキニ被災者の援護・救済措置について」 山下正寿(高知県ビキニ被災調査団副団長):「もう一つのビキニ事件——1000隻をこえる被災船を追う」 森田喜一(核兵器廃絶をめざす三浦連絡会):「ビキニ事件、三浦の対応」 大石保(小塚博さんを支援する会会長):「第五福竜丸元乗組員・小塚博さんの「船員保険再適用」のたたかい」
安斎育郎(立命館大学/平和学・放射線防護学)
「平和でナイト2004 in 静岡」 |
2月29日(日) 2004年3・1ビキニデー日本原水協全国集会 日程・時間の誤記を訂正しました。(04.01.27.)
全国の参加者が、草の根の活動を持ち寄り、意見を交流し、明日への活動をつくりだす場が、この日本原水協全国集会です。「いま、核兵器の廃絶を」の多様な署名活動と提案、イラク派兵反対や憲法第9条をまもる平和の行動、被爆者の原爆症認定を支援する各地の活動、草の根から原水協や青年のネットをつくる活動など、反核平和のすべての取り組みをもちより、交流しあい、感動や勇気、元気とエネルギーを分かちあいます。
全体集会
情勢や課題、原水爆禁止2004年世界大会にむけた行動など基調報告で意志統一し、分科会討論につなげます。
分科会 15:30−18:30 分科会は、今日私たちが直面している国内外の情勢とのかかわりで、「いま、核兵器の廃絶を——運動と課題」「被爆者・ビキニ被災者との連帯」「原水爆禁止運動の役割——地域原水協づくり」などです。また、青年・学生、はじめての参加者を対象にした分科会も開かれます。
(1)富士基地行動 美しい富士山のふもとにひろがる広大な基地。ブッシュ政権の新たな世界戦略のもとで、在日米軍基地の機能が強化されています。米軍と自衛隊の共同演習がおこなわれている東富士基地を調査し、同基地を監視しその危険性を警告してきた地元の貴重な報告を受け、基地撤去のたたかいを交流します。
(2)焼津行動 15:20集合・出発(全体集会の終了後)
第五福竜丸の母港・焼津漁港や久保山愛吉さんのお墓などを訪ねます。お墓のある弘徳院でビキニ事件当時の状況と原水爆禁止運動の歴史を学びます。
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3月1日(月) 被災50年3・1ビキニデー集会 献花墓参・平和行進/故久保山愛吉氏墓前祭 |