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ストックホルム・アピール

 1950年3月、世界平和評議会がよびかけたもの。「原子兵器の絶対禁止」を求め、「最初に使う政府が人道を犯す戦争犯罪者として扱われる」と警告しました。これに賛同する署名数は世界で5億、日本でも645万筆に達し、後にヘンリー・キッシンジャー米国元国務長官も「この運動のために朝鮮戦争で核兵器を使うことができなくなった」と、回顧録で書きました。なお、「原子兵器」となっているのは当時まだ水素爆弾が開発されていなかったからです。