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核兵器廃絶の「明確な約束」

 2000年5月のNPT再検討会議で核保有国を含む187カ国の加盟国すべてのコンセンサス(合意)で採択された最終文書第1巻の第15段落第13項目(現実的措置)の6番目に、「自国の核兵器の完全廃絶を達成するという核兵器国の明確な約束」が明記されました。会議では核保有国が1995年の再検討会議と同様に、核兵器廃絶を究極目標として押しつけようとしましたが、非核国でつくる「新アジェンダ連合」が「『究極的』という言葉が残るようないかなる合意も拒否する」と強く批判。「明確な約束」を認めさせました。