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平和市長会議

 平和市長会議は、世界の都市が核兵器廃絶の道を切り開こうと1982年、国連本部で開かれた第2回国連軍縮特別総会(SSD II)において、広島・長崎両市長のよびかけで結成されました。

 現在、松井一實・広島市長を会長に、田上冨久・長崎市長などを副会長とし、世界153カ国5,136都市(2012年3月1日現在)が加盟しています。平和市長会議は2003年、「核兵器廃絶のための緊急行動――2020ビジョン」を発表し、全米市長会議や欧州議会など世界で支持、賛同が広がりました。

 現在は、2020年までの核兵器廃絶をめざして、「核兵器禁止条約」交渉開始などをもとめる署名活動をおこなっています。平和市長会議に加盟する自治体は、国民平和大行進や原水爆禁止世界大会に賛同したり、公共施設での原爆展に協力したりするなど、草の根の運動との共同が広がっています。