日本原水協は1月6日、浅草雷門前で新春6・9行動をおこないました。
「東京都原爆被害者団体協議会(東友会)」の青いタスキをかけた被爆者のみなさんとともに「2015年 被爆70年、被爆者とともに、核兵器廃絶を!」の横断幕を掲げ、マンガ『はだしのゲン』が表紙になっている新しい「核兵器全面禁止のアピール」署名リーフレットを配りながら、署名の協力を呼びかけました。
東友会の山本英典副会長、家島昌志事務局長、大岩孝平代表理事がマイクで二度と再び被爆者を作らないために、日本政府が核兵器廃絶の先頭に立つこと、そして原爆症認定制度の抜本的改正を求めました。
また、東京原水協の石村和弘事務局長、ノーモア・ヒバクシャ訴訟東京弁護団の武田浩一弁護士、全労連の長尾ゆり副議長、東京被爆2世の会の田崎豊子会長、日本平和委員会の千坂純事務局長、日本原水協の高草木博代表理事が次々とマイクを握り、リレートークをおこないました。高草木代表理事は、70年間核兵器をなくそうと訴え続けてきた被爆者の激励、協力をお願いしながら、「被爆70年は大変重要な年になる。そのカギを握っているのは被爆者のみなさんだ」というオーストリアのアレクサンダー・クメント軍縮大使からメールが届いたことを紹介し、「世界政治の中心に立っている人からの声に応えて、今年4月のNPT(核不拡散条約)再検討会議に合わせてニューヨークにたくさんの署名を届けよう」と呼びかけました。
日本のうたごえ全国協議会の大熊啓さんは、花笠踊りや南京玉すだれを披露してくれました。
行動には、被爆者35人を含む計70人が参加し、外国人観光客や人力車を引くお兄さん、初詣に来た若い女性などから署名38筆、募金2500円が寄せられました。
朝日新聞、共同通信、しんぶん赤旗、中国新聞、RCC(中国放送)、毎日新聞各社から記者が取材しに来てくれました。