NPT世田谷実行委員会は4月3日午後、三軒茶屋の事務所を出発し、区内を2時間半、駆け巡りました。行動にはNPTニューヨーク行動に参加する世田谷代表の2人を含め5人が参加しました。宣伝カーからの女性の訴えは、区民から好評でした。
▲NPT世田谷実行委員会の宣伝カー
宣伝カーは80万区民への直接の訴えとなりました。8か所で車をとめて宣伝し、2000枚の署名リーフレットを配布。リーフは多くの人が受け取ってくれました。
世田谷では3月31日の区議会で「核兵器の廃絶に向けた取組みを求める意見書」が全会派一致で採択されました。この意見書は、世田谷のこれまでの「核兵器廃絶は人類の死活問題であり、緊急の課題」と運動してきた人々の努力の結果です。
今回の宣伝カーにより、区が「平和市長会議」に加盟し「核兵器のない世界」に向けて運動することを広く区民に訴えることができました。
世田谷から5月のNPT再検討会議ニューヨーク行動代表団に17人が参加し、世田谷区民の核兵器廃絶の願いを訴えます。署名の到達は現在3万人分。最近の特徴は新日本婦人の会(新婦人)から毎日100以上が寄せられ、広がりが生まれています。大東学園からも連日ハガキ署名が届き、10通を超えています。
世田谷では、NPT再検討会議を成功させて核兵器廃絶を実現しようと「NPT世田谷実行委員会」を昨年秋に立ち上げ、自治会、老人会及び学校などに手紙を送り、署名要請を行ってきました。
今後も宣伝カーを出して全地域で大宣伝を行うとともに、三軒茶屋の歩行者天国の署名行動では着ぐるみでの署名宣伝をはじめ6回の全区行動を予定しています。