日本原水協も運営委員会団体に入っている原発をなくす全国連絡会は10月28日、「川内原発再稼働を許さない」緊急の訴えを発表しました。
以下、紹介します。
原発ゼロの社会をめざす全国の仲間の皆さんへ
「川内原発再稼働を許さない」緊急の訴え
11月5日~7日に再稼動を許さない、全国での緊急行動を呼びかけます!
2014.10.28
原発をなくす全国連絡会事務局
2013年9月15日に大飯原発4号機が定期点検のため停止し、稼働原発がゼロになってから1年が過ぎました。
その間電力不足に陥ることもなく、嘘と欺瞞によって支えられてきた原子力発電の終わりを証明したと言えます。
それにも関わらず一部の利権者等の都合により、鹿児島県の川内原子力発電所を皮切りに全国の原発が再稼働されようとしています。
川内原発は火山や地震対策が不十分でまともな避難計画も作らず、薩摩川内市およびその周辺自治体では住民説明会でも多くの不安の声があげられるなど、再稼働はとうてい許されるものではありません。
にもかかわらず、鹿児島県知事は川内原発の早期再稼働をめざし、11月5~7日で臨時県議会を招集し、県議会で再稼働を判断することを明言しました。しかも与党県会議員からも「再稼働に合意できる状況でない」と指摘されているにもかかわらず、原発推進派はこの時期を逃したら再稼働が厳しくなるとみて、強引に推し進めようとしているのが、いまの情勢の特徴です。
鹿児島ではこの臨時県議会開催期間に、再稼働を許さないたたかいが準備されています。全国の「原発ゼロの社会をめざす」すべての団体および個人の皆さんに、鹿児島のたたかいに呼応した緊急の行動を呼びかけます。
川内原発の再稼働を許さないために、全国津々浦々で大きく運動を広げましょう。
11月5~7日の緊急行動のよびかけ
①全国各地で「川内原発再稼働を許さない緊急行動」の開催を呼びかけます。
とりわけ金曜日行動を行っているところでは、11月7日(金)の行動を原発
再稼働を許さないとりくみの大きな山場として位置づけて開催しましょう。
②「原発をなくす全国連絡会」として、11月7日(金)に緊急国会請願行動を行います。
首都圏の皆さん、条件のある皆さんは、こぞって参加をお願いします。
(国会請願行動後は首都圏反原発連合主催の「官邸前行動」に合流します)