2014年原水爆禁止国民平和大行進・福島県浜通りコースの2日目の6月23日は、相馬市松川浦を出発し、相馬市内、南相馬市内を行進しました。
南相馬市小高区では、震災前は町一番の繁華街だったJR小高駅から続く商店街を行進しました。人通りはまったく途絶え、傾いて倒壊寸前の建物や、商品の学習机や本棚が将棋倒しになった家具店などが残ったままです。昨年4月に警戒区域の指定は解除されたものの、日中の立入はできますが、今も居住・宿泊はできません。
行進後の交流会では、南相馬の渡部市議、地元実行委員会の方々から、3年後も仮設住宅の生活を続ける住民の苦悩と現状を聞くことができました。南相馬市役所では、市長代理と懇談し、平和行進への支持・賛同と、原水爆禁止世界大会への桜井勝延市長の出席を要請しました。