東広島市原水協は6月9日から13日まで、市役所本庁舎1階ロビーで「原爆展」を開催しています。2012年に日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が作成した30枚の「ヒロシマ・ナガサキ 原爆と人間」パネルと、以前から持っていた写真を組みあわせて展示。「中国新聞」のカメラマンだった松重義人さん(故人)が撮影した「御幸橋付近で罹災証明書を発行する警察官」や、全壊した長崎の城山小学校の写真もあります。
また、新日本婦人の会広島県本部が発行し続けている被爆手記集「木の葉のように焼かれて」も並べられ、今年の原水爆禁止世界大会のポスター、学習パンフも展示しています。
会場は新たに完成したばかりの市役所本庁舎の北口を入ってすぐ右の「一等地」。展示に気がついた市民が訪れていました。
6月20日(金)~22日(日)には、東広島市立黒瀬生涯学習センターでも原爆展を予定しています。
(広島県原水協事務局長・古田文和)