【2014国際青年リレー行進】アーサー・タイマングロJr.さんの日誌(5月24日)

5.24(1)

今朝は清水市からスタートしました。何曲かみんなで元気を出すために歌を歌ってからいつものように自己紹介をしました。私はグアムから来たこと、静岡から愛知まで歩くことなど、基本的なことを伝えながらも日本語で自己紹介するように頑張っています。でも出会った人と会話する時の方が一生懸命日本語を使おうとしている気がします。自己紹介を終えて今日の行進がスタートです。

今日は本当にビックリすることがありました。92歳の女性が行進に参加されていたのです。彼女に敬意を表して清水市での行進は彼女を先頭に歩きました。彼女と一緒に歩けたことをとても誇りに思います。彼女の元気さと歩く速度にはすごく驚かされました。最初の休憩で私は彼女に話しかけ、彼女の健康さに驚いていること、一緒に歩いてくれて感謝していることを伝えました。

5.24(2)▲先頭の真ん中の女性が92歳の参加者です

本当に日本のみなさんが健康でエネルギーにあふれていることにはいまだに驚かされます。きっと日々の食事がその源なのだと思います。他の行進参加者と一緒に食べる食事はいつもヘルシーで魚や野菜中心です。日本では、健康的な食事をするのにそれほどお金がかからないことにも気がつきました。どこのコンビニでも野菜や果物を買うことができます。グアムと比べると日本でオーガニックの食べ物を食べようと思ったらかなりお金がかかります。でもたぶん、何でも新鮮なものを食べれば何とかまかなえるのだと思います。日本の皆さんは食事の量についてもとても気を使っていると思います。食事が小さいお皿で小分けにして出てくることも関係していると思います。

5.24(3)

1時間ほど歩いた後、公民館で昼食のための休憩を取りました。おにぎりと色んな野菜のおもてなしを受けました。ここで私はニュースのリポーターから取材を受けました。どこから来たのか、なぜ平和行進に参加しようと思ったのかなどを聞かれました。昼食後はさらに1時間ほど歩いて、清水公園というきれいな公園で休憩になりました。これまでの公園もきれいでリラックスできる場所でしたが、ここは、さらに滝もありました。30分くらい休憩時間があったので、公園の高台の場所まで行って素晴らしい眺めを楽しみました。

5.24(4)

今日のコースの最後は静岡市を歩きました。商業地域で、買い物途中の人がたくさんいました。若い人が多かったように思います。あまり行進に応えてくれる人は多くなく、困惑したような反応もありました。でもこちらはくじけずに出来るだけ明るく賑やかに行進しました。人通りの多い繁華街で太鼓を叩きながら歩くのは楽しいし、音もよく響いていました。沿道の人の反応を見るのも楽しいです。無関心な人もいる一方で興味を持ってくれる人もいます。賑やかな繁華街を通った後は大きな噴水のある一画で終結式を持ちました。

5.24(5)

ここでも新婦人の皆さんがカンパとプレゼントを下さいました。本当に驚異的な女性グループです。平和行進の参加者の皆さんはいつもすごく親切です。私は皆さんと出会って核兵器廃絶、そして平和な日本を求める皆さんの活動について知ることができてとても嬉しいです。

皆さん、また明日!

(翻訳:三宅 朋子)

5.24(6)▲田中さんです!!

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