「あっ!上戸彩だ」-。中学生たちの声が新緑の爽やかな上野の杜に響きます。日本原水協は9日、上野公園口で6月カナダ・バンクーバーでの「世界平和フォーラム」、8月の原水爆禁止世界大会へと「すみやかな核兵器の廃絶のために」署名を飛躍させていくための「6・9行動」を行いました。また、9日ということで、憲法九条守れの署名も一緒に集めました。
SMAPの『トライアングル』や『世界にひとつだけの花』の音楽が流れる中、上戸彩さんの顔が入ったポスターを見た静岡、愛知、三重などから修学旅行に来ている中学生が群がるように次々署名。「原爆と人間展」パネルを食い入るように見ていた女性は、「美術館に絵を見に来たけど、原爆ドームの前で雪を食べている子どもの写真が印象的ですね」と話しながら署名しました。
1時間の署名行動には東京原水協、台東原水協、日本平和委員会、日本のうたごえ全国協議会、自治労連、民青同盟中央委員会などから18人が参加し、「すみやかな核兵器の廃絶のために」署名135筆、原爆症認定訴訟の公正な判断を求める署名26筆、憲法九条守る署名17筆、カンパ4800円が集まりました。