▲新宮町(和歌山県初日)の行進。
5月8日(木) 午後4時24分新宮駅着、新宮市役所へ。5時30分、約50人で集会。田岡新宮市長のあいさつの後、市内を行進。新宮は熊野材の産地ですが、今では外材におされ、商店街もシャッターが閉まっている店が目立ちます。行進中、手を振ってくれる人は多かったです。
5月9日(金) 那智勝浦町で行進。勝浦はマグロの町と言われ、街はマグロの店がいっぱいありました。行進の始まる前に漁港近くの足湯で一休み。行進は午後5時30分から町内を一周して約1時間。人通りは少ないですが、手を振ると町民の方々も振り返してくれます。行進後、マグロ店で刺し身を買ってくると、店の人も行進を見ているので刺し身をおまけしてくれました。集会には約30人が参加し、那智勝浦町長もあいさつしました。
5月10日(土)、11日(日) 行進はお休み。地元の方の案内で、熊野三山見学。
5月12日(月) 鯨の太地町へ。5時15分、雨の中出発集会。副町長、議長、教育長と市の職員を含め、約60人が参加。降りしきる雨の中、行進は出発しました。地元の人によるとまだ小雨位、本当に降り出すとバケツをひっくり返すような雨になるとのこと。(和歌山南部の新宮から北部の和歌山市に向かうのは、梅雨に入る前に南部を通りすぎるためとのことです)
5月13日(火) 串本町を行進。この前に古座川町を表敬訪問—ここは第五福竜丸の舟材を出し、串本町の古座川の河口にある造船所で建造したとのことです。町長さんもたいへん関心があり、建造のいきさつなど調べていて核兵器廃絶に対して支持を表明しています。
午後5時より串本町を行進。この町の中元町議が中心となり、第五福竜丸の建造から被爆後の状況の調査、研究が進んでいます。
▲第五福竜丸建造の碑の前で
▲第五福竜丸の歴史年表(クリックするとPDFファイルが開きます)
5月14日(水) 白浜町を行進。観光と温泉、パンダの町で、平和への関心も高く、行進中もお店(居酒屋やお土産店など)から顔を出し手を振る人が多く、カンパも多数寄せられました。出発集会には市長、副市長、議長をはじめ部課長も含め、50人が参加しました。
5月16日(金) すさみ町を行進。90歳以上の方をはじめ、約60人が参加。わかやま市民生協の県内リレー行進者の日下さんのお嬢さん2人も参加。今年のカツオ漁は不良で、1本も釣れない日もあるとのこと。漁港は静かでした。
5月17日(土) 午前は上富田町、午後は田辺市を行進。この近くを流れる日置川の河口に原発建設が計画されたが、反対運動で実現しなかったとのこと。この地域は他に3か所計画されたとか。