国連に要請団を送る石川県実行委員会総会が3月29日、教育会館で開かれ、50人が参加しました。
はじめに映画「不毛の地」を上映。ウラルでの核惨事による放射能汚染に苦しむ川下の人々の悲劇を伝えるドキュメンタリーを鑑賞しました。志賀原発のある石川県で必見の映画です。会場でDVDを販売したところ、7本が売れました。
安井正和日本原水協事務局長が講演し、2015年NPT再検討会議に向けて、世界や日本の動きをパワーポイントで紹介。核兵器禁止条約の交渉開始の決め手は世論と運動の力であることが強調されました。
参加者からは、「世界の動きがすごいと思った。しかし核保有国(英米仏)が悪くなっているのではないか」等の感想がありました。
100筆チャレンジャー 17人が名乗り
実行委員会総会では、NPTニューヨーク行動へ要請団を送ること、署名を集めること、平和行進、世界大会などの活動にとりくむことが提案されました。
署名の目標を、5万筆とし、実行委員会から2010年に送りだした10人以上の要請団を送る方針を確認。
募金運動にとりくむこと。そのために多くの呼びかけ人賛同者を募り、チラシをつくって宣伝することを確認しました。
署名は節をつくってやりとげる。そのため全労連の作ったクリアファイルを紹介し、署名用紙を入れて、今日から100筆チャレンジャーにとりくもうと呼びかけたところ17人が応じてくれました。
学習の成果が、行動に結びつきました。
(石川県原水協事務局長・内藤晴一郎)