岡山県内27市町村すべてで原爆写真展の開催にとりくむ県原水協が20番目となる吉備中央町の原爆展を3月25日から開催しています。会場は同町庁舎隣の「ロマン高原かよう総合会館」。3月の町広報誌への折込もおこなわれ、会館を訪れる町民の皆さんが熱心に見学しています。
岡山県内の原爆写真展の開催計画は新庄村で4月8日~13日に、西粟倉村と美作市で5月20日~26日の開催が計画されています。新見市、真庭市、勝央町、里庄町の4自治体が未定です。県原水協では4月15日からの自治体キャラバンで残された4自治体での開催を具体化し、8月の世界大会までには県内全自治体での原爆写真展の開催をやりきる方針です。
西粟倉村、美作市でも5月20日~26日に開催
岡山県の最北東の村、兵庫県と鳥取県に隣接する西粟倉村〔人口1600人、562世帯〕で原爆写真展の開催が内定しました。ソチ・パラリンピックで頑張った新田佳浩選手で話題になった村です。期間は5月20日(火)~26日(月)です。
3月26日、対応いただいた山根博宣副村長は、会場のあわくら会館こども図書館の下見に同行され、600部発行の広報誌で紹介したいと協力を約束くださいました。
3月26日には、美作市と美作市教育委員会への申し入れをおこない、新日本婦人の会の会員、美作平和委員会の会員、本城共産党美作市議が同席しました。
教育委員会では内海寿志教育長が対応され、「校長会を通じて小・中学生に案内するので、チラシ3000枚を用意してほしい」と積極的に後援を約束してくださいました。
美作市ではちょうど市長選挙の最中(3月30日投票)ということもあり、福原覚政策審議監が対応してくださいました。「来年が広島・長崎の被爆から70年、NPT再検討会議の年なので、核兵器廃絶の運動へぜひご協力を」の訴えに快く賛同され、市民に案内するための手立てとして、他の市町村でもおこなわれている「広報誌への折込」も「5月号に入れましょう。12850部ご用意ください」と約束していただきました。会期は5月20~26日、会場は市立図書館ロビーと決まりました。
内海教育長(右端)と懇談する参加者、3月26日、美作市