魅力いっぱい!原水爆禁止2013年世界大会の海外代表プロフィール1

原水爆禁止2013年世界大会に参加が決まっている海外代表のプロフィールを紹介します。

ドイツ

ユリア・ピピグ

ユリア・ピピグ

ヨーロッパ研究で修士号取得。2010年よりドイツ科学者連盟事務局員。2012年よりINES(世界的責任のためのエンジニア・科学者国際ネットワーク)執行委員をつとめる。研究対象はEUの軍事化、EUの安全保障・外交政策、核兵器問題。「戦争ノー、NATO(北大西洋条約機構)ノー」ネットワークの活動に参加。

フランス

フランス平和運動代表団

フランス平和運動は創立以来、断固として核兵器禁止を目指して活動し、軍縮全般にも取り組んできた。「戦争を作り出した人類は平和を作り出すこともできるし、その責任は私たち一人ひとりにある」と確信し、フランス平和運動は平和の文化を促進してきた。だからこそノルウェー・オスロでの(核兵器の人道的影響に関する)会議とスイス・ジュネーブでのNPT(核不拡散条約)再検討会議第2回準備委員会に参加して、フランスを含む多くの国々の大使たちにロビー活動を行ったのである。次回メキシコで開かれる第2回核兵器の人道的影響に関する会議の組織を支援して活動している。フランスでは、核兵器のない平和な地中海を目指して、3月にマルセイユで集会を開いた。6月9日にはブルターニュのクロソンで、核兵器廃絶と正義と平和の文明をめざす「みんなで立ち上がろう」フェスティバルを開催した。私たちの運動にとって広島での世界大会への参加は、象徴的意味があるだけでなく、市民としての行動と献身を示すものである。

アメリカ

ジョゼフ・ガーソン

ジョゼフ・ガーソン(アメリカフレンズ奉仕委員会)

アメリカフレンズ奉仕委員会(AFSC)北東部地域のプログラム責任者であり、AFSC全体の軍縮コーディネーター。核戦争阻止と核兵器廃絶を中心に、米国主導のアジア太平洋地域の軍事化に対して平和で構成な代替案を作るために教育・組織活動に力を注いでいる。現在アジア・太平洋平和と脱軍事化作業グループの議長も務めている。これまでに、核兵器凍結キャンペーン開始、外国軍事基地撤去国際ネットワークと全米平和正義連合の発足などに携わり、2010年NPT再検討会議国際計画委員会の共同議長も務めた。著作に『帝国と核兵器:米国は世界支配のためにいかに核兵器を使っているのか』、『ザ・サン・ネバー・セッツ―世界を覆う米軍基地』などがある。

ソフィア・ウォルマン

ソフィア・ウォルマン(アメリカフレンズ奉仕委員会)

マサチューセッツ州ケンブリッジにあるアメリカフレンズ奉仕委員会(AFSC)でインターン中。専門はパレスチナ人民連帯運動の組織で、特にボイコットと投資引上げキャンペーンの展開に力を入れている。2012年シカゴでのNATO対抗サミットと「すべての人のための予算」住民投票キャンペーンの組織に尽力した。後者は、マサチューセッツ州の市町村全部で、雇用と社会保障を守り、富裕層への増税、軍事支出削減を求めた住民投票運動である。アールハム大学(政治学を専攻)卒業。

ポール・ウィッカー

ポール・ウィッカー(平和と正義をめざすサン・ペドロ住民の会)

平和と正義をめざすサン・ペドロ住民の会、アムネスティ・インターナショナル、全米自由人権協会、アメリカ陸軍米州学校ウォッチ、「平和の証」の会員。平和をめざす復員軍人の会の準会員。米国ベトナム友情村プロジェクトの理事。これはベトナムに枯葉剤により障害を負った子供たちのための施設で、平和と和解のシンボルであるだけでなく、すべての人々が過去と向き合い、戦争の傷をいやし、より良い世界を築くことができる証しである。2005年8月6日にネバダ核実験場抗議行動に参加して逮捕された。2001年以来、平和のために活動を続けている。

ジャスティン・カイル・アウケマ

千葉市在住で上智大学非常勤講師。日本文学・日本史、特に戦争の記憶に関心がある。この分野でこれまでに研究したのは、スミソニアン博物館のエノラ・ゲイ論争、林京子の原爆に関する著作、早乙女勝元の文学を通じて東京大空襲の記憶の幅広い検討など。現在英語の非常勤講師を務めるかたわら、あらたな研究の道を模索中。

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