原水爆禁止世界大会まで残り2ヶ月となった6月6日、日本原水協は東京・上野公園で「核兵器全面禁止のアピール」署名を集める6・9行動を行いました。
世界大会のチラシを配りながら、2010年のNPT(核不拡散条約)再検討会議で世界189の国々が核兵器のない世界をつくることに合意したことを実行させるため、署名の力で国際政治を動かそう。被爆国である日本政府には核兵器全面禁止のイニシアチブと同時に、「核兵器の人道的影響に対する共同声明」に対して加わるよう訴えました。また、被爆者とともに原爆投下は戦争を終わらせるためではなかったということを被爆地から発信するために映画監督のオリバー・ストーンさんが世界大会に参加することも伝えました。
「核兵器なくそう」と書かれたうちわを配りながら署名を呼びかけると、通行人が次々と足を止め、憲法が変えられてしまうかもしれないことへの不安や戦争はいやだという思いが口々に語りながら署名に応じてくれました。
福島県南相馬市小高区から避難している82歳の男性が「福島第一原発が爆発してから2年以上経つが、まだ逃げ回っている。産業がないから原発誘致には賛成したが、まさかこんなことになるとは思わなかった。核兵器は論外。この運動は大事だね」と言いながら81歳のお連れ合いとともに署名しました。さいたま市から来た女性は「私は福島出身。原子力の平和利用なんて言ってインドに原発輸出するなんて許せない」と怒っていました。
埼玉、千葉などから遠足で訪れた中学生、また修学旅行で来たという愛知県岡崎市や福井県あわら市の中学生たちもこぞって署名。自分から署名しに来てくれた愛知県小牧市の中学生は「核兵器については学校で勉強したし、広島にも行った」と話してくれました。アメリカ、フランス、スペインなど外国人観光客も署名に応じました。
1時間の行動には東京原水協、台東原水協、日本宗平協、婦人民主クラブ、日本平和委員会、上野の森に「広島・長崎の火」を永遠に灯す会、個人18人が参加し、155人から署名が寄せられました。また、今日が72歳の誕生日という女性から2000円をいただくなど募金も5700円が集まりました。
Stiklo konstrukcijos, Stiklo pertvaros, Stikliniai turėklai, Stikliniai stogeliai, Terasų stiklinimas ir stogai, Stikliniai laiptai ir grindys, Sulankstomos stiklinės durys Provitra