中川氏らの「核武装論議」に抗議宣伝―兵庫県原水協

 兵庫県原水協(筆頭代表理事・多上尚之)は6日夕方、神戸市中央区の元町商店街で、核兵器廃絶、被爆者救援などを訴える「6・9行動」を行いました。
 中央区原水協の岩井直臣氏や日本共産党の井村弘子前県議(兵庫区)などがマイクで、「北朝鮮は核兵器計画を中止せよ」「すべての核兵器全廃の協議を開始せよ」と訴えました。
 また、北朝鮮問題にからんで自民党・中川政調会長や麻生外相が核武装論議を容認する発言を繰り返していることをきびしく批判し、「被爆国の立場と相容れない発言を容認している安倍首相の責任は重大。ただちに両氏を罷免せよ」と要求しました。
 参加した県原水協の松吉由美子常任理事やAALA連帯委員会の上田恵事務局長など7人が、道行く人々にチラシを配布しながら「すみやかな核兵器の廃絶を」署名を訴えました。
 中川発言に、「政治家としての見識がなさすぎる」ときびしい口調で述べながら署名する人も目立ちました。神戸市須磨区の女性は、「北朝鮮がきちんと話し合いに応じるようねばり強く努力するのが政治家の役割なのに、戦争をけしかけるみたいで恐ろしい」と言って署名に応じました。
 この日の行動で、「すみやか」署名が78人分集められました。(兵庫・梶本修史)

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