平和行進七日目:天王町公園から保土ヶ谷区、上大岡駅
今日は横浜の街をさらに歩き続けました。横浜市は港町でこの街の中心部は多くの建物がヨーロッパ風です。
佐藤良生さんという被爆者の方が今日はご挨拶されました。彼は14歳の時に被爆しました。1ヶ月後にお母さんが亡くなり、またその半年後に妹さんも亡くなったそうです。彼は現在の政府が日本国憲法96条を変えようとしていることについて強い反対を表明されました(憲法96条と9条の事はまた詳しく書きたいと思います)。
96条は日本の憲法の改正要件が書いてあります。今の首相は憲法9条を変えたがっており、この平和条項を変えやすくするために96条を変えようとしています。
日本の憲法9条は戦争を放棄しています。
以下の写真は、みずきちゃんが私に平和行進で着てとくれたものですが、背中に憲法9条がプリントされています。
私はもっと若い時に同じようなTシャツを持っていました。その時から憲法9条を知っていましたが、その後9年が経って今この平和条項のありがたさがより一層分かります。
憲法9条は日本の平和運動にとってだけでなく、日本の人みんなの宝だと思います。これからの平和行進でもっと多くの9条グッズがご紹介できると思います。
これはそういうグッズの一部です。
昼食の後は横浜港の近くの横浜県庁に向かいました。市長の林文子氏の代理の方から賛同のメッセージをいただきました。神奈川県には5000人の被爆者の方が暮らされており、横浜市にはそのうち2000人が生活されています。
今日もまたトランペット奏者の松平晃さんが参加してくれました。彼は日本で人気のある曲を一曲演奏し、みんなはそれに合わせてハミングしていました。とても素敵なメロディーでした。福島さんが私に「一本の鉛筆」という歌だと教えてくれました。
午後に私が短い挨拶を日本語でしている時、ぶんちゃんが行進に参加しているのを見つけてビックリしました。ぶんちゃんは日本原水協の平和行進スペシャリストみたいです。
ぶんちゃん、佐竹さん、そして安井さん他の日本原水協のみなさんが、各地の原水協の方々と一緒に私をサポートしてくれています。
上大岡駅で今日の行進は終了しました。他に面白かったのは、今日はちょっと観光客モードにもなれた事です。私たちは少し観光をするために横浜港に行きました。 bitcoin casino
また横浜タワーの近くの公園でも少しゆっくりしました。
これがその時の写真です。
(日本語訳=三宅朋子)