【岩手】パンフを使い学習を広げ、平和行進、世界大会への代表派遣をすすめよう 2013年岩手県原水協学校と平和行進実行委員会総会で確認

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岩手県原水協は5月11日、盛岡市内で「2013年岩手県原水協学校」が開催されました。参加者は、県団体・盛岡市内団体と地域原水協から25人。日本原水協の田中章史さんが第一講座でパンフをもとに講演を行い、午後は第二講座で「東京電力福島第一原発事故の今。原発からの撤退を」と題して日本科学者会議岩手支部の松田和彦さんが、特別講座として、「岩手にもあったビキニ被災漁船」をテーマに岩手県平和委員会の吉田栄一さんがお話しされました。

田中さんは、原水爆禁止2013年世界大会について、2015年NPT再検討会議に向けた世界的な行動をスタートさせること、非核と9条輝く日本を実現することを主要なテーマにして開かれる。パンフをもとにした学習をすすめ、地域・職場で原爆展や署名行動をとりくみ、平和行進をすすめながら世界大会へ代表を送りだそうと訴えました。中でも北朝鮮核問題のこと、自民党の憲法改正草案は“国民が国家の行動を縛る”という立憲主義の立場を否定していること、そしてパンフには4人の自治体首長が登場し、いまも情勢にかみ合う発言をされていることなどについても触れました。

参加者からは、①パンフを使った学習会の大事さがわかった。原発ゼロと憲法のことなど今後の活動を考えるともっと議論が必要だ。②田中さんの憲法の話で、政権を縛る役割など触発された。などの感想が出されました。

活動交流では、2月の提起総会で確認した、署名目標10万筆、全ての市町村での原爆展の開催、世界大会に50人を目標とすることなどが提起され、確認した目標をやり遂げるため、平和行進の成功、世界大会への代表派遣に向けて地域や団体でとりくみを強めようとの決意が語られました。

また学校終了後には平和行進実行委員会総会も開催されました。今年は被災した沿岸地域で、一歩でも歩けるようにしたいなどの提案を受けて討論し、日程などを確認しました。

その後、原水協学校に参加した60歳代の男性が県内通し行進者として歩きたいと決意され名乗り出てくれました。

コットンマフラーWakabaの評判もよく、用意した10本は完売。県原水協代表理事で新婦人県本部会長の渋谷さんもマフラーを捲いて閉会のあいさつをしました。

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