【山田星河のジュネーブ滞在記6日目①】
ボンジュール♪
とうとう活動日は最終日をむかえました!土日は政府要人たちとは会えないのです。あ、今日は26日金曜日です。
今日のお昼まではすごい勢いで要請行動をおこないました!エジプト・ニュージーランド・南アフリカ・アメリカ!そして夕方からブラジルです。
とても重要なことだらけで、頭はひいひい状態です!
まずはエジプトです。
ヒシャム・バドル外務次官・軍縮大使です。
元駐日大使ということで日本語がとても達者です。「難しいことは英語だけど、どうでもいい話は日本語でしゃべれますよ、しゃぶしゃぶの話をするときとか!」と、なんともおもしろいかたです。
非核地帯会議の話をされました。2010年のNPTにて決定した、2012年に開くはずであった会議が、イスラエルが不参加ということで実施されず、2013年に延期し開くことにアメリカだけが賛成していない(2010年に会議を開くことを提出した国にはアメリカも入っている!)。理由はイスラエルの不参加だが、NPTにそもそもイスラエルは参加していないのです。1ヵ国だけの拒否権に縛られている。決定したことを守らない、そんなことが今おこってしまっている。とても危険です!この問題は、NPT全体に関わる問題。
日本でそれらの多くを知らせて欲しい!とのこと。もちろん協力していきましょう!
月曜の大使の演説が聞けなくて残念…。
次はニュージーランドのジョー・バラード一等書記官。大使と会う予定でしたがまだジュネーブに到着していないということで、代わりに会っていただきました。
ニュージーランドは核兵器の“非人道性”に大いに力をいれている国の1つで、繰り返し強調されていました!
日本は唯一の被爆国ということでとても特別だけど、アメリカと友好的…。そんな日本が早く変化することが必要だ!つまり非人道的見地からもおおいに唱え、核兵器廃絶を先導していく存在になるべきだということですよね。
日本が「非人道的見地からの核兵器廃絶」に賛同しなかったことは、とてもがっかりすることだった、でも次の機会には賛同してくれることを願っている!
私抗議行動の時も思ったけれど、“非人道的”という面から日本がかなり期待されていて、そのぶん賛同しなかったことへの憤りを、私たちと同じくらいほかの国の人たちも感じていることに、とても驚き、
そして心強く感じました!
(要請訪問はつづく…)