【山田星河のジュネーブ滞在記3日目②】
マレーシアとパキスタンとフランスへの要請訪問、アメリカのNGOなどに向けてのシンポジウム?の傍聴、のうち私はパキスタンへの要請に行きました。
パキスタンはNPTには参加していません。核ドクトリンなど、P5の核保有国が完全に優位的であり不平等なものであること、自らも核を持っているのです。
あたしはどんな核兵器肯定論を繰り出してくるのかと思っていましたら、核兵器を持たざるを得ない状態であることを話していました。(在ジュネーブ大使の副代表のかたでした!)パキスタンとインドの核競争、各ドクトリン、核による抑圧。実際に核兵器を持っている国のかたの話は、核兵器のおぞましく不快なもののとりまきのような、逃れられない暗いもののように感じて、ショックではありました。
けれど、パキスタンの歴史に深く関わった日本に敬いをもっていると、私たちのような活動に敬意を評していると繰り返し言っていました。「ヒバクシャの痛みは全人類の痛み」
学生3人も訴え、質問をしましたよ!(^O^)
お昼からは、核時代平和基金などの主催で“核軍縮・不拡散教育の前進”というシンポジウムがありました。被爆者証言として藤森さんと佐久間さん、日本原水協の高草木さんがプレゼンターでした!たくさんの人たちが来てました!
ニュージーランドのハーゼル平和事務所所長のアラン・ウェアさんのお話に驚きでした!ニュージーランドでは幼稚園から“平和と軍縮”というテーマが教育に組み込まれているのです!すごい!8月6日から12日にかけては広島・長崎の話をするそう。すごいなあ、日本の教育にそんなのないよね…(*_*)
サプライズゲストは、アンゲラ・ケインさん♪
場所はジュネーブ大学のなかの建物で、ここがなんとレマン湖の湖畔で公園になっていて素敵なのです!
こんなに素敵な大学で勉強したいものです♪