原爆症の認定を求める集団訴訟の新しい映像記録が完成しました。
「原爆症認定集団訴訟の記録おりづる」(75分)
広島、長崎で被爆した当時は幼い子どもや青年だった被爆者たちが、60年も経てなぜ集団訴訟に立ち上がったのか。そして、日本の裁判史上例のない29勝を積み重ね、政府に何を求め、私たちに何を伝えようとしたのか。
映像で集団訴訟の歩みをたどりながら、原告となった被爆者、弁護士、元裁判官、そして、証人となった医師や科学者たちが語ります。
その主な語り部は、大江賀美子(広島訴訟原告)、森内 實(長崎訴訟原告)、朝比奈 隆(千葉訴訟原告)、高橋博子(広島平和研究所講師)、朝長万左男(日赤長崎原爆病院院長)、田中煕巳(日本被団協事務局長)、渡辺力人(広島訴訟支援連絡会)山本英典(全国原告団団長)、宮原哲朗(全国弁護団事務局長)、二國則昭(広島弁護団)事務局長)、藤原精吾(近畿弁護団団長)、森野俊彦(元裁判官)、齋藤 紀(医師)、肥田舜太郎(医師)、安斎育郎(立命館大学名誉教授)。
製作は、原爆症認定集団訴訟の記録製作委員会。監督は、「原爆症認定集団訴訟の記録 にんげんをかえせ」に続いて有原誠治。