2015年NPT(核不拡散条約)再検討会議に向けた第2回準備委員会が4月22日から、スイス・ジュネーブの国連欧州本部で始まります。日本原水協は、4月20日あるいは21日から29日(予定)まで、ジュネーブに代表団を派遣し、NPT準備委員会に対し「核兵器全面禁止のアピール」署名提出、各国政府要請などを行い、核兵器禁止条約の交渉開始をはじめ、2010年NPT再検討会議の合意の実行を迫ります。
現在、圧倒的多数の国は核兵器のない世界へ動こうとしているにもかかわらず、一握りの核兵器国と核の傘に依存する国々が抵抗しています。ここを突破するためには、日本と世界の人々の世論と行動が決定的に重要です。そのために、国連・各国政府要請だけでなく、ジュネーブで市民を対象とした原爆展の開催・被爆者の証言など集会を行い、署名を広げることを検討しています。核兵器使用の人道的被害アプローチの先頭に立つスイス政府やジュネーブ市など公的機関からの協力と賛同も追求します。
第2回NPT準備委員会に向け、署名を中心に核兵器全面禁止の世論と運動を発展させ、その成果をジュネーブに持ち寄りましょう。さらに、ジュネーブでの行動を通じて、被爆国日本の果たすべき役割を発揮しましょう。みなさんの積極的な参加をよびかけます。
日程・活動予定
4月20日/21日(土/日) ジュネーブへ向け出発
22日(月)NPT準備委員会始まる。署名提出、準備委員会の傍聴、各国政府要請、原爆展の開会式・シンポジウム、署名行動
28日(日)現地出発
29日(月)帰国
参加費
約35~37万円(予定)
規模
10~20人程度
締切
第一次3月5日(火)、最終3月31日(日)
お問い合わせは日本原水協まで。
TEL 03-5842-6031
FAX 03-5842-6033
E-mail antiatom55@hotmail.com