ハイチ大統領から2012年世界大会決議「長崎から各国政府への手紙」に返事

ミシェル・マルテリーハイチ大統領

1月18日、日本政府の現地大使館から外務省を通じ、ハイチのミシェル・マルテリー大統領から原水爆禁止2012年世界大会-長崎決議「原水爆禁止2012年世界大会-長崎から各国政府への手紙」への返事が届きました。

マルテリー大統領は、2011年の東日本大震災後に選挙で勝利し、就任。ハイチで初めての選挙を通じて平和的に野党へと政権交代した大統領。歌手出身で、雇用創出を売りにしてとくに若者の支持を受け圧勝した人物です。

返事は、核兵器のない平和で安全な世界の実現のために「全面的な支持を与える」と述べています。返事には現地日本大使館による仮訳が添えられていました。

全文は以下の通りです(原文はフランス語、訳文は仮訳に高草木博日本原水協代表理事が手を加えたもの)。

<訳>

共同代表殿、

2012年8月2日から9日まで被爆都市である広島と長崎で原水爆禁止2012年世界大会が開催されたことを知らせる2012年8月31日付の手紙を受領したことをお知らせいたします。

私は、「長崎から各国政府への手紙」と広島での「国際会議宣言」とを拝読いたしました。

ハイチ国民および政府を代表して、核兵器のない平和で安全な世界の実現を望むとともに、かかる夢の実現のために全面的な支持を表明するものです。

共同代表に対し、敬意を表します。 ミシェル・ジョゼフ・マルテリー

 

<原文>

Michel Joseph Martelly

Port-au-Prince, le 6 decembre 2012

Monsieur le Co-Chair,

J’accuse reception de la letter en date du 31 aout 2012 par laquelle vous avez bien voulu m’informer que la Conference Mondiale 2012 contre les bombes atomiques et les bomber a hydrogen s’est tenuce dans les villes victims d’Hiroshima et de Nagasaki du 2 au 9 aout 2012.

J’ai pris lecture de la letter de Nagasaki aux gouvernements du monde et de la Declaration de la Conference Internationale a Hiroshima.

Je voudrais vous exprimer tout le souhait du people et du gouvernement haitiens de vivre dans un monde ou perdominent la Paix et la Securite sans armes nucleaires et nous allons donner tous nos supports en vue de la concretisantion de ce reve.

Veuillez agreer, Monsieur le Co-chair les assurances de ma consideration distinguee.

Michel Joseph Martelly

Monsieur Hiroshi Taka, Co-Chair du Steering Committee

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