5日間で2500筆以上の署名を集めました!快挙!
バンクーバーに日本原水協のWPF代表団が到着(23日)して5日が経ちました。この5日間、多くの団員があらゆる機会に「すみやか」署名をバンクーバー市民やWPF参加者によびかけ、27日正午現在で署名数は2500筆を超えました。300筆以上の署名を集めた団員もいます(但し、この数は団員の3分の2<111名>から寄せられた情報ですので、実際にはこの数をさらに上回ります)。
日本原水協代表団は、WPFの主旨を支持しフォーラム成功のために協力、活動することを基本としながら、活動方針の第1に「核兵器の廃絶の世論を喚起するため、『すみやか』署名に旺盛にとりくみ、カナダ市民や世界にひろげる」ことをかかげ、「いつでもどこでも署名を」を合言葉に署名にとりくむことを重視しました。この方針に全団員が心一つに奮闘した結果、署名数ではWPF参加者(公式発表は5000人)の過半数を超えるという画期的な成果につながりました。
世界のヒバクシャが連帯し、補償求め運動へ!活発に討議
6月27日(火)、世界平和フォーラム5日目の午前、UBCのWPF会場で日本原水協主催の分科会「いま、核兵器の廃絶を:グローバルヒバクシャの証言」が開かれ、バンクーバー市民、各国のWPF代表約200人が参加しました。
日本原水協国際部責任者の土田弥生さんとアメリカフレンズ奉仕委員会のジョゼフ・ガーソン氏をコーディネーターに、長崎被爆者の谷口稜曄さん、韓国人被爆者の郭貴勲さん、マーシャルのビキニ実験被災島民代表のアバッカ・アンジャイン・マディソンさん、アメリカ・ネバダ風下住民のクローディア・ピーターソンさん、カナダのウラン鉱山被害者のジョン・モランさん(フィリス・クレイトンさんが代読)の5人が次つぎに証言。原爆や核実験、ウラン採掘と廃棄物による被ばくにより、親、兄弟姉妹、子などを失ったり、自らも耐え難い苦しみを受けた体験が語られ、参加者の涙をさそいました。討論では、こうした被害を招いた政府や核保有国の責任を厳しく問い、被害者への補償を求めるたたかいを強めることの重要性が指摘され、国際的な連帯と共同をさらに前進させる決意を新たにしました。
6月28日の行動予定
19:00~21:00 WPF閉会式(アート・ギャラリー・ダウンタウン)
【一言感想紹介】
多くの団員が言葉の壁にぶつかりながら、一生懸命署名運動にとりくみました。署名にとりくんだ団員の感想を紹介します。
A班:「ブロークンでもある程度通じました」「反応はとても良かった。UBCは歌と原爆写真でとても注目を集めていました」「反省として英語力をもって接すれば良かった」「フレンドリーでした」
B班:「ブラボー」「もっと英語を勉強して多くの人と交流できるとよかった」「若い人の反応がよい」「好感をもって受け入れてくれた。一方、NO!と表明する人も多い。バッジのプレゼントを喜んでいた」「若者に多く支持された。言葉が十分でなく残念」「うたうことで足の止め方がちがった。出会いの新鮮さを満喫」「開放的な雰囲気でたくさんの国の人と一緒に歌えて楽しかった」「ポスターが力になった」
C班:「言葉が不自由で言いたいこともたくさんあったのに残念。証言1回」「被爆証言を配布したが受取るひとが多かった」
1班:「個人で75、50と集めた人がいて、1班6人で197筆となった」「英語が話せなくて困ったけど、気持ちが伝わってよかった!!!」「『平和』の文字に興味を持っていたので、できる限り英語で説明しました!!平和を発信するためのステキな活動だった」「日本より反応が良いと感じた。千羽鶴を渡すと関心を示してくれた」「片言の英語で良く署名に応じてくれたと思います。参加人数の割には道行く人が少ない。残念」
2班:「日本(東京)とちがい若い人もちゃんと署名している。日本でも若者の平和運動をひろげたい」「新宿よりも反応いい。市民の反応(主張)もはっきり(Yes、No)している」「パレードの時、参加者及び沿道の方にお願いしました。サンキューと言われたり、こうした選択の機会を与えてくれてありがとうと言われた」「声をかけたらこたえてくれた。話し込んで時間が足りなかった。反応がよく交流ができた」「留学生が良くやってくれた。北朝鮮のテポドンがあるので日本の武装をという留学生もいた。」「駅前での署名は良く、協力してもらった。東京での署名よりも良い感じだった」
3班:「サインするだけでなく、私たちに興味をもって話しかけてくれる人がたくさんいて、うれしかった。」「初めて会う私たちにも色々質問して知ろうとしてくれる人もいて、何度も会ってもあいさつしてくれる人がいるのはとても嬉しい。」「みんなフレンドリーで楽しくできた」「しゃべれるようになった。憲法九条を守って欲しいというメッセージがたくさん集まってよかった」「ヒロシマ・ナガサキをはじめ世界のヒバクシャの実態、思いを世界中の人に伝えられるよう、直接受けついで行く活動、英語の勉強をしっかりしていきたいと思う」「対話が楽しかったです」「みんな温かくて楽しくできました」「世界で通用する英語力と度胸をつけたいと痛感しました」
4班:「“ヒロシマ”“ナガサキ”はWPF参加者には知られていた」「日本と同様、断る人もいたが、署名する人に折り鶴など渡すととても喜ばれました」「日本でよりも賛同者が多く、対話も出来ました。若者のカップルがやってきて『母親が署名して戻ってきてあなた達もやって来たらと言われて来ました』と話してくれました」「89才の老体、班の皆様にお世話になりピースを全うしたいと思います」「フォーラムの中ではほとんどとれるが、外では5:5位と思った。核廃絶の世論は余地が大」
5班:「若い学生2人が署名。気軽に日本留学生と話す。9条守ろうの日本の世論に驚きの声」「大学校内を走る自転車から降りてうなずいて署名をして下さいました」「写真を撮ったり、タペストリーを持っていたりしていて直接署名の数はありません」「駅前ではタペストリーがたくさん出てよかったです。自分から署名しに来てくれた女性もみえました」「路上のバス停前で通行人への配慮が時には難しい」「外国での署名は初めてでした。反応が良かったように思いました」「外国での行動はやはり言葉の壁があり大変でした」「言葉の壁があり苦労しました」「外国での行動は初めてでした。楽しい行進と国際連帯に励まされて、足取り軽く『プリーズサイン』と訴えて快くサインをもらいました。うれしかったです。」
6班:「娘(真由3才)と共に『サインプリーズ』と頑張りました。『母はヒロシマのヒバクシャだ』と言うと、『体は大丈夫か?』と言ってくれる若者もいて心が温まりました」「被爆者の声を全世界へとどろかせよう!」「被爆者を理解せよと云うのは大変無理なことと思いました」「カナダ、バンクーバーイニシアチブを世界の都市、議会へ広げよう!!」「反核運動と護憲運動は日本の民衆の人類史への貢献。しかし、戦争責任と戦後責任をしっかりとることは表裏の関係」「プリーズサインだけしかしゃべれず対話の時困った」「ピース・サイン」でとにかく立ち止まってくれますが、断られる数の方が多くありました。
7班:「フォーラム参加者はもちろん、市民も核兵器廃絶への関心は高いようです。『ここは日本じゃない、出て行け』とどなる男がいたが、市民が彼に抗議しているのが印象的だった」「石川県の金沢の交差点の署名よりは反応がよかった」「世界の諸悪の元凶がアメリカ・ブッシュ政権であることは明らか」「英語で署名してくださいと言っても、その後詳しい内容について説明できなかった」「平和や核について考えをもっている人が多いなと感じた。とてもフレンドリーでやりやすかった」「昨年のニューヨークより反応がよかった」
8班:「少ないですが署名がとれてよかったです」「参加できて良かったです。気持ちよくこたえてくださいました」
9班:「よかった」「しっかり英文を読んで署名してくれた人が多かった」「すばらしかった」「楽しかった」「よびかければこたえてくれるので楽しかった」「街頭での署名は、日本と違って『ノー』とはっきり言う方もおられた。折り鶴は笑顔で受取ってくれました」「署名行動の時、バックグランドで人寄せに歌をうたっていた」「パレードの後、サンセットビーチでたくさん協力していただきました」
10班:「大学は反応良好。駅の付近、米国人旅行者は反応不良」「天気良くて行動しやすかったです」「青年のつどいで私の被爆体験を聞いてくれたと思う。憲法九条の世界的な広がりを知って心強く思います」「ノーモア・ヒロシマ・ナガサキの呼びかけだけで訴えた。」「サインプリーズの言葉でにこやかに署名していただきましたが、説明できる英語力がないので残念」「英語ができないので、話が発展しないのが悔しい」「世界中の平和の思いを感じた。こんな楽しい署名行動ははじめてだ」「はじめて署名活動しました。もっと英語力をつけたいと思う」
11班:「カナダ、ポルトガル、アメリカ、韓国等、多士済々の署名集まる。『アメリカ人でもいいのか?』『もちろん!!』etc.」「英語もまったく分からない私も皆さんに負けないよう頑張りました。反応はボチボチでした」「Vサイン、親指で『グッド』『ファイト』や目で『私もそうよ!』と送ってくれる人々が。短期間にこんなに(310筆)集められたのははじめてでした!」