香川県原水協は6月18日から22日までの5日間と29日にキャラバン行動を行い、香川県・同教育委員会が初めて後援を決定しました。
県原水協は5月29日の常任理事会で「原爆と人間」展ですべての自治体へのキャラバン行動を議論し、6月6日の県理事会に提案、議論の結果、方針を承認し開始を決定しました。
そして、18日の県庁を皮切りに、丸亀市、宇多津町、善通寺市、三豊市、観音寺市、多度津町、三木町、綾川町、まんのう町、琴平町、土庄町、内海町、直島町、さぬき市、東かがわ市を訪問。のべ34人が参加して核兵器廃絶を訴えたところ、次のような成果が上がりました。
①香川県と同教育委員会が後援を決定。10月22日〜24日までサンポートホール高松1階コミュニケーションプラザで開催。宣伝カー5回出動6時間、早朝ビラ1000枚、新聞折り込み2800枚、会場400枚の宣伝活動を行い、当日は約150人が会場を訪れ、29筆の署名と4050円のカンパが寄せられた。
②訪問した自治体はすべて好意的に対応してくれた。自治体主催の原爆展は観音寺市、三豊市、多度津町、宇多津町、三木町の計2市3町で開催。
③原水協加盟団体その他の原爆展は、計13回開催と積極的に受け止められた。
④「原爆と人間」展写真セットを購入したところは、観音寺市、宇多津町長、三木町。
⑤直島町は「庁舎で開催しても構わないが、もっと大勢の人が集まる福祉会館を使ってはどうか」との提案もあった。
この結果に県原水協事務局では「あとは地域で自分たちが具体化すればすべての地域で開催は可能」との確信を得ています。