【大阪】「100万署名推進委員会」結成と国連軍縮週間のつどいひらく

大阪原水協は10月26日、2015年NPT(核不拡散条約)再検討会議に向けて大阪で「核兵器全面禁止のアピール」署名を100万筆集めるために「大阪100万署名推進委員会」結成総会を開きました。

結成総会では、100万署名目標達成のプロセスとして今年末までに15万、2013年4月末NPT第2回準備会合ジュネーブ出発までに30万、2013年原水爆禁止世界大会までに40万、2013年12月末までに50万、2014年4月末までに60万、2014年原水爆禁止世界大会までに70万、2014年10月国連軍縮週間までに80万、2015年NPT再検討会議国連代表団出発までに100万達成という目標を掲げ、その達成のために団体は①1構成員5筆以上を目処に提起する、②2013年世界大会までに1構成員2筆以上(構成員の倍)をめざす。地域は①人口の1割をめざす、②原水協加盟団体ごとに目標を持ってもらう、③2012年内に「署名ゼロ」をなくすことを決めました。

最後に推進委員会代表委員4人(川辺和宏・全大阪労働組合総連合議長、川本幹子・新日本婦人の会大阪府本部会長、向井明彦・大阪民主医療機関連合会会長、岩田幸雄・原水爆禁止大阪府協議会理事長)の連名アピールを採択。大阪での署名運動の飛躍が全国の運動を大きく激励するとして、広範な団体・個人に協力を呼びかけています。

会は今後、宣伝資材の作成や統一行動の設定、原爆展などで若い世代に被爆の実相を継承していく活動をはじめ、大小の学習運動、大規模な宣伝・署名行動を具体化させていくとともに、お互いのとりくみや教訓を交流しながら、大阪府内の地域・職場・学園の隅々から署名運動の大きな流れを作り出すことにしています。

翌27日には100万署名推進委員会結成記念「国連軍縮週間のつどい」を此花会館で開き、52人が参加しました。

つどいでは、この日誕生日を迎えた大阪原水協の岩田幸雄理事長の主催者あいさつの後に「ドルチェフィオーレ」によるミニコンサート、新日本婦人の会大阪府本部の川本幹子会長から「100万署名推進委員会」結成報告とつづき、日本原水協の高草木博代表理事が「国際情勢と草の根の運動」と題して講演しました。

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