青森市原水協は10月13、14日の2日間、青森市中央市民センターで原爆写真展を開催しました。
6月に鹿内博青森市長と懇談し、「原爆展開催時には市が後援する」「公民館を無償で貸す」などと約束してもらっていたので、市と教育委員会の後援もいただき、市内の18小・中学校をチラシを持って回り、案内しました。
そのかいあってか当日は幼児、小学生を連れた親子連れが多く、中学生も来てくれました。
あるお母さんは「初めて見た。小学生の娘が学校で平和について勉強しているので、ちょうどいい機会と思い、2人で来た。広島の資料館も見たい」「PTAの研修活動で原爆のことを取り上げたいので、資料を貸してもらえないか」などと話していました。
また、会場には県原爆被害者の会から85歳の被爆者が自分で原爆が落とされた時に見た光景をスケッチした絵と文章を書いたものを持って説明役に駆けつけてくださり、交流できました。
その他、会場では『おこりじぞう』『ヒバクシャからの手紙』『予言』などのDVDも放映。始めから終わりまでずっと見て下さる人もいました。
入場が途切れることがほとんどなく、2日間で140人以上の来場者がありました。
「核兵器全面禁止のアピール」署名が56筆、日本被団協の署名が32筆、1000円の募金、3人からちひろカレンダーの注文がありました。
(青森県原水協・猪股あや子)