原水爆禁止2006年世界大会まであと1ヶ月となった6日、秋の国連総会に500万筆の署名を届けるための「6・9行動」が全国各地で行われました。
日本原水協は上野公園口で世界大会を成功させるための国民募金と一緒に「すみやかな核兵器の廃絶のために」署名のおおきな飛躍をつくるために行動。
「原爆と人間展」の爆風でめちゃくちゃになった写真パネルをのぞきこむように見ていた男性は、「高校生のとき長崎に修学旅行で行き、原爆資料館を見て涙が出たことを思い出した」と話しながら署名しました。
オーストラリアのアデレードから来たという3人連れの女性たちは、「核兵器はもちろん反対。こういう運動をやってくれてありがとう」とそろって署名しました。
また、先日バンクーバーで行われた世界平和フォーラムに参加していたと言って署名するカナダ人の夫妻もいました。
ぐずついた天気の中でしたが、吸い寄せられるように署名する人や小さい子どもを連れた若いお母さん、期末テスト中の高校生などから、「すみやか」署名135筆、原爆症認定訴訟の公正な判断を求める署名26筆、カンパ2100円が集まりました。
1時間の署名行動には東京原水協、日本平和委員会、自治労連、上野東照宮に広島長崎の火を永遠に灯す会、都学連などから23人が参加しました。