芦屋原水協は9月2日、市内で原水爆禁止2012年世界大会の報告会を開催しました。
今年の世界大会に参加した6人全員が出席し報告しましたが、中でも注目を集めたのは、小学校3年生の千葉怜華さん。
いっしょに参加した芦屋市原爆被害者の会会長千葉孝子さんのお孫さんです。お父さんも参加し、初めて三世代いっしょの世界大会参加でした。
事前に7冊もの関連本を読んだという怜華さんは、写真つきの手作り報告集を持参してその思いを語りました。
以下にその一部をご紹介します。
原爆資料館では
「男の子が楽しみにしていたおべんとうなのに まっ黒にやけているのを見て むねがいたくなった。」
「かべにささったガラスを見て 人の体にもたくさんのガラスがささったんだろうと思いました。」
平和記念公園で
「見たことのないほどの おりづるを見ました。平和をねがっているたくさんの人の気持ちがよく伝わってきました。」
(平野注/怜華さんには、芦屋市役所で開いた「原爆と人間」パネル展で参加者に折って頂いた折り鶴をもっていってもらいました)
平和記念式典にさんかしました。
「これからもせんそうをしないでずっと平和でありますようにと思いながら もくとうしました。」
原水ばく禁止世界大会にさんかして思ったこと。
「せんそうをもうしないために わたしたちがせんそうを知らない人たちに教えていきたいと思います。」
報告者の中でいちばんたくさんの拍手をうけた怜華さんでした。
(芦屋原水協事務局・平野貞雄)