【北海道】核兵器廃絶の世論広げよう-函館でつどい

函館の港と空港の平和を守る会とNPT(核不拡散条約)再検討会議「ニューヨーク行動」代表派遣実行委員会(準備会)はこのほど、函館市内で「核兵器廃絶とニューヨーク行動の成功をめざす集い」を開催し、60人が参加しました。

日本平和委員会常任理事の川田忠明氏が「核兵器廃絶への展望と私たちの役割」と題して講演しました。

川田氏は、2010年5月に行われるNPT再検討会議の重要な意義として「2000年の会議では、自国の核兵器廃絶を達成するという全核保有国の明確な約束を合意した。来年の会議で、この合意を再確認し、すべての核保有国が核兵器廃絶への現実的なプロセスに参加し、その第一歩を踏み出すことが求められる」と強調。「日本から核兵器廃絶の圧倒的な世論を広げるため、ともに奮闘しましょう」と呼びかけました。

函館原水協の佐藤達雄代表理事は、実行委員会の結成と役割について報告し、3人の代表派遣をめざし、「核兵器のない世界を」署名を来年4月までに3万を目標にとりくむことなどを提起しました。代表派遣を検討している団体、労組が紹介され、それぞれ決意をのべました。

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