兵庫県原水協(原水爆禁止兵庫県協議会)は6日夕方、神戸市中央区の元町商店街で、原爆写真パネルを掲示し、「核兵器のない世界を」国際署名への協力をよびかけました。
兵庫県原水協の津川知久代表理事(兵庫労連議長)などがマイクで、来年5月の核不拡散条約(NPT)再検討会議に向けて、兵庫県で50万(全国1200万)の署名を集める運動を進めていることを紹介し、「草の根からの世論を圧倒的に広げ、核兵器廃絶条約の交渉を開始するように迫ろう」と訴えました。
さらに、開会中の国会で「核密約」問題が注目を集めていることから、核兵器の持ち込みを許さない非核「神戸方式」を守り続けることの重要性を強調しました。 平和委員会の高橋正明事務局長はじめAALA連帯委員会などの9人が、買物や観光で訪れた人々にチラシを配りながら署名を訴えました。
沖縄・名護市から来たという男性は、「神戸が米軍基地撤去で闘ったことを初めて知りました。沖縄でもがんばっている」と言いながら署名に応じてくれました。
この日の行動で、「核兵器のない世界を」国際署名が88人分集められました。