ニュージーランドの首都・ウェリントンで4月14日、非核宣言30年の集会が行われ、日本原水協はメッセージを送りました。また、広島市長からもメッセージが届きました。
中心になったオーガナイザーの一人はアオテアロア・ニュージーランド平和協議会議長のバーニー・リチャーズさん。非核「神戸方式」の運動の最高の理解者です。
ウェリントン市が非核宣言をしたのは、1982年。その後、全国に波及して1987年にはついに国として非核宣言を行い、現在に至っています。
運動の功労者はジェラルド・オブライエンさん(現アオテアロア・ニュージーランド平和協議会名誉会長)たちで、いまもバーニー・リチャーズさんらが運動を守っています。
日本原水協も「ヒロシマ・ナガサキの灯」を運び、市に寄贈、市はこれを「ベゴニア公園」に造られた「平和の火の庭」(ピース・フレーム・ガーデン)の灯ろうで永久保存しています。