兵庫県原水協は10月26日正午、神戸市中央区の元町商店街で、国連軍縮週間の一環として、2010年のNPT(核不拡散条約)再検討会議に向けて提唱された「核兵器のない世界を」国際共同キャンぺーンなどを訴える署名・宣伝行動を行いました。国連軍縮週間は、1978年の国連軍縮特別総会で、国連創設の日である10月24日から1週間を「軍縮週間」と決め、世界的な軍縮の取組みを推進しようと始まったものです。
兵庫県原水協代表理事の津川知久さん(兵庫労連議長)、兵庫教組の大下浩書記長、日本共産党の参院予定候補の堀内照文さんなどがマイクで、国内外の核兵器廃絶に向けた気運の高まりを紹介し、「日本政府は、核兵器廃絶条約の締結を提起し、協議の開始のイニシアをとれ」と訴えました。津川さんらは、「核兵器廃絶の世論を高め、核兵器のない世界へのうねりを実らせよう」と、「核兵器のない世界を」署名への賛同を呼びかけました。
▲マイクで署名を呼びかける津川知久代表理事
参加した兵庫労連の北島隆事務局次長や新婦人の垣本千里平和部長はじめ民医連、兵商連、神戸市高教組など18人が、道行く人々に、チラシを配布しながら署名を訴えました。
昼休み中の労働者や買い物客などが次々と次々に署名に応じ、「私も署名を集めたい」と署名用紙数枚を持ち帰った人もいるなど大きな反響がありました。
この日の行動で、「核兵器のない世界を」署名が115人分集められました。国連軍縮週間の行動は、明石市、姫路市などでも取り組まれました。