兵庫県原水協は3月11日に行われた「あれから1年集会ー震災復興・原発ゼロの社会へ」の会場のテントで「原爆と人間」写真を展示しました。
集会参加者を中心に約500人が見学に訪れ、「核兵器全面禁止のアピール」署名121筆が寄せられました。会場で「パタパタ鶴」を作って子どもたちに手渡すと、わざわざそれをもらいに訪れる親子連れもいました。署名用紙と募金をビニール袋に入れて届けてくれる方もいました。
兵庫県原水協でラミネート加工した写真に、「わかりやすいし、沖縄問題など現在の課題もわかるのがいい」と好評でした。その場で、尼崎原水協から「購入したい」と相談があり、垂水区原水協は「ワンコイン(500円玉)募金で購入したい」、宝塚原水協は「平和市長会議に入った市長に購入を申し入れる」、兵庫県民医連は「各法人が購入するように検討する」、神戸医生協の平和社会保障委員会の責任者は、「ウィーン代表団に橋本銀河くんを送るので、パネルを購入して巡回展示をしながら署名と募金を集められるように相談に乗ってほしい」など、原爆展テントが活動交流の場にもなってにぎわいました。
集会のあと、橋本銀河くんが参加する「ゼロこねっと」の約40人の青年たちの「ラップ・コール」が先導して三宮の繁華街をパレードし、通行人が手を振って応えるシーンが各所で見られました。
12日は正午から兵庫労連の宣伝車で、非核「神戸方式」37周年(3月18日に記念集会)の宣伝・署名行動を行いました。
津川知久・筆頭代表理事(兵庫労連議長)らが訴え、途中からはげしいミゾレで中断せざるをえなくなりましたが、40分の行動で43筆の署名が集まりました。15日にも宣伝・署名行動を行います。
(兵庫・梶本修史)