原水爆禁止北海道協議会は6日、核兵器廃絶と被爆者連帯を訴える6・9宣伝行動を行いました。
季節はずれの雨がみぞれに変わる悪天候の中、さっぽろ雪祭りに訪れた観光客や道行く市民に「すみやかな核兵器の廃絶」を求める署名の協力を呼びかけました。
北の詩人会議の日下新介さんは、「あのきのこ雲の根っこは真っ赤な火柱でした。女たち子どもたちが一瞬にして死んでいった。生き残った被爆者は今でも苦しんでいます。ふたたび繰り返してはいけない」と訴えました。
北海道民医連の宮下昌男さんは、「何人もの青年が宣伝に参加しています。戦後、アメリカの核使用をストップさせたのは、署名と世論の力です。核兵器は通常兵器と違って大量に、そして無差別に、さらに世代をこえて影響を与えるまさに悪魔の兵器です。人類の未来のために核兵器は絶対に持つべきではありません」と訴えました。
「核兵器廃絶、平和なアジアを 憲法9条と非核三原則の輝く日本へ」のビラを配り、署名への協力を呼びかけました。行動には国民救援会北海道本部・平和委員会青年協議会。中央区原水協などから13名が参加しました。
(北海道原水協 しまだ)