「被災58周年3・1ビキニデー旭川集会」が16日、旭川市内で開かれました。講師の野口邦和さん(日本大学専任講師・福島大学客員教授)が「ビキニ水爆実験から福島原発を考える」と題して講演しました。福島で何度も現地調査している野口さんに、参加者からは質問が数多く出されました。
▲質問に答える野口邦和氏~札幌集会
翌日の17日には札幌で北海道集会が開かれました。第1部の追悼の部では、第五福竜丸無線長の久保山愛吉さんの遺影に献花し、「平和への願い」を唱和し、核兵器廃絶・原発なくせと決意を新たにしました。第2部では野口さんが講演しました。
▲久保山さんの遺影に献花する参加者
2月29日から開かれる3・1ビキニデー参加者8人が紹介されました。「原爆の火を維持する会」から、札幌市西区日登寺境内の原爆の火の保存のための訴えがあり、1万5千円余りの募金が寄せられました。日登寺では1989年10月から原爆の火が灯っています。