清水寺境内(京都市東山区)で、39年間、毎月6日と9日にとりくんできた京都教職員組合女性部の「6・9行動」(被爆者支援と核兵器廃絶を求める募金、署名行動)が9日、1000回目を迎えました。1971年1月6日に始まりました。
休暇を取って参加した組合員や京都退職教職員の会の人たち30人が参加しました。
修学旅行生や外国人観光客らが次つぎに足をとめ、1時間で360人分の署名、1万1992円の募金が寄せられました。
署名したアメリカ人男性は、「核兵器のない世界を」と訴えたオバマ米大統領の演説について、「よろこんでいる。オバマの支持者はだんだん多くなるだろう」と語りました。
大阪から来た山田みゆきさん(34)は、「核兵器廃絶を一歩でも前にと思って署名しました。1000回とはすごいですね。こうやってがんばる人たちがいるから、平和が守られる」と話していました。