長崎県原水協は12月21日、長崎市内の原爆ホーム「恵の丘」と原爆病院を訪れ、被爆者見舞金とちひろカレンダーを贈りました。この行動は毎年行っており、見舞金は施設拡充などに使われています。
▲ちひろカレンダーを手に記念写真に収まる恵の丘」長崎原爆ホームの被爆者の方々
県原水協の佐藤澄人事務局長と新日本婦人の会の前田保子さんが「恵の丘」を訪問。被爆者らが笑顔で迎え、全国から寄せられた募金を見舞金として受け渡しました。
▲見舞金を手渡す前田さん
被爆者は「震災があって大変な年でしたが、来年は災害のない良い年になりますよう願います」とあいさつし、手作りのお菓子とぬいぐるみを訪問者に手渡しました。懇談で堤房代施設長は「核兵器廃絶への動きがあるのは、私たちにとって希望です」とのべました。
原爆病院では、朝長万左男院長に見舞金とちひろカレンダーを手渡しました。
▲朝長院長にちひろカレンダーを手渡す前田さん