【岡山】”核兵器はなくせる時代になった”2010年NPTに向け力を大きく 県原水協09年総会開く 

岡山県原水協2009年度定期総会が5月16日、岡山市勤労者福祉センターで開催されました。

総会には15団体(県組織・地域原水協)から20人が参加しました。開会あいさつで中尾代表は「オバマ発言で大きな情勢の変化が生まれている。これを確かなものにする国際的運動、とりわけ日本での運動が重要だ。2010年NPTにむけ力を大きくし新たな意気込みで運動しよう」と訴えました。

総会は2008年の運動のまとめと09年の方針、会計決算と予算、新しい役員を承認しました。

記念講演は日本原水協事務局次長・国際部責任者の土田弥生氏が「2010年核兵器廃絶実現のためには世論と運動がカギ 1200万署名を国連に積み上げよう」と題して講演。土田氏は直前のNPT第3回準備会に参加した様子を詳しく報告、「2005年の失敗は許されない」と各国政府が決意を固めていること、それに逆流するかのような被爆国日本政府の「核の傘」依存の方針を厳しく批判しました。

そして「各国で政府の政策を変えさせる闘いの重要性、オバマが約束したことができるように運動を強めよう、核兵器はなくせる時代になったと希望をもって人々を組織しよう」と訴えました。

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